グアム国際空港からホテルまでの移動方法を解説!ホテルが提供している送迎サービスのほか、シャトルバスやタクシーなどの移動手段についても紹介していきます。また、空港到着後から宿泊先のホテルへ向かうまでの流れも解説。空港内にあるラウンジや、空港周辺のおすすめホテルなど、グアム空港に関するFAQもまとめています。
グアム国際空港からホテルへの移動手段
・ホテルの空港送迎サービス
・タクシー
・レンタカー
・シャトルバス
グアムの空港からホテルまでの主な移動手段は上記の4種類。グアムには鉄道がないため、自動車移動が一般的です。4種類それぞれの特徴を知り、自分のニーズにあった移動手段を見つけてみましょう。
ホテルの空港送迎サービス
・パッケージツアーの中に含まれる空港送迎車
※ツアーに含まれていない場合もあるため要確認
・ホテルまでの所要時間:約10~30分(ホテルによる)
・料金:無料(ホテルにより有料の場合もあり)
空港とホテル間はスーツケースやバッグなど、荷物が手一杯になることが多いので、送迎サービスを利用するのが便利です。
ホテルの空港送迎サービスは、ホテルと航空券のパッケージに含まれている場合もありますが、ツアーによって異なるので事前に確認するのがおすすめ。
パッケージに含まれていない場合、ホテルに直接予約をして有料で手配できるところもありますが、送迎費用が高価になるケースがほとんど。
そのため、空港とホテル間の移動も考慮して旅のプランを予約するといいでしょう。
「お得かつ便利な交通手段で移動したい!」という方は、ハローアクティビティの送迎プランがおすすめです!
ホテルに直接依頼をするより費用を抑えることができ、面倒な手配も必要ありません。
他のお客さんと相乗りにならないプライベートプランもあるので、家族やカップル、友達と周りを気にせず移動したい方も安心です。
タクシー
・流しのタクシーはなく、空港のタクシーカウンターで呼ぶことができる
・ホテルまでの所要時間:約15分(タモン地区まで)
・料金:20ドル前後(チップを含む。タモン地区まで)
グアムには日本のような流しのタクシーはないため、道端で拾うことはできません。空港に停車している客待ちのタクシーがなければ、タクシーカウンターで呼んでもらうことが可能です。
おすすめは、グアム空港西ウィングの到着ロビー左側方向にカウンターがある「ミキタクシー」。「グアム政府観光局 優秀親切業者選定」の受賞歴もある(※)人気のタクシー会社です。
※“ミキタクシー 公式HP”参照
なお、支払いはクレジットカードが使えないため、現金になります。グアムのタクシーはコインで支払うのが失礼にあたるので、紙幣を多めに用意しておくのがおすすめです。
大きめの紙幣で払った場合は、チップと勘違いされてお釣りをもらえない事があるので、返して欲しい金額を伝えるようにしましょう。
▼グアムの一般的なタクシー料金(グアム政府観光局 公式HP参照/2023年12月確認時点)
基本料金 | 2ドル40セント |
最初の1マイル(約1.8km) | 4ドル |
0.25マイル(約460m)毎 | 80セント |
待ち時間 | 80セント/2分毎 |
荷物代(※) | 1ドル/1個 |
チップ目安 | 乗車料金の約10~15% |
※小型のスーツケースや、運転手の手助けが必要な大型の荷物などの場合
・乗車後はまずメーターをゼロにして、基本料金を表示してもらう
・運転手の顔写真とID番号(登録番号)を確認。ID番号は控えておく
※顔写真とID番号の掲示がないタクシーの利用は避ける
英語に不安のある方やチップの計算が面倒な方は、事前に送迎プランを予約しておくと安心です。
レンタカー
空港の到着ロビー階に24時間営業のレンタカー会社カウンターがある
ホテルまでの所要時間:約15分(タモン地区まで)
料金:1日30ドル程度〜
※車種や日程、保険などにより異なります。各レンタカー会社をご確認ください
空港での手続きは基本英語
手続きや車両までの移動に時間がかかるので、20~30分ほど時間に余裕を持つのが良い
空港からホテル間だけでなく、グアム島内の観光でもそのまま便利に活用できるレンタカー。21歳以上で日本の運転免許証を持っていれば、グアム到着から30日以内の間は運転ができます(※)。
レンタカーを確実に利用するなら、事前に予約をしておくのがおすすめ。その際は、宿泊先のホテルに駐車場の予約が必要か確認し、必要があれば申し込みを行いましょう。
こうしたレンタカー手配に関するコミュニケーションが多く生じるので、英語を使わず手軽に移動したい方は、空港送迎のシャトルを事前予約するのがおすすめです。
運転のルールは日本とは異なります。あらかじめしっかり確認して、安全運転で観光を楽しんでください。
※“グアム政府観光局 公式HP”参照
・左ハンドル、右側通行
・赤信号でも一時停止をすれば右折可能(※)
・速度はマイル表示(1マイル=約1.6km)
・黄色線で仕切られた車線は左折、Uターン専用
・停車中のスクールバスの追い越し禁止(反対車線も通過NG)
・運転手はもちろん同乗者の飲酒もNG
・サンゴが混ざった道路も多く雨の日はスリップしやすい
・ホテルやショッピングセンターなどの駐車場は無料が多い
・車を離れる際は車内に貴重品を置いていかない
※「NO TURN ON RED」の標識がある場所では不可
また、国際免許がなくても日本の運転免許証があれば運転可能ですが、現地の警察が日本の運転免許証を認識できないといった万が一の場合を考えると、国際免許は持っておくのもおすすめです。
有効期間:発行日から1年間
受付場所:住民登録のある都道府県の運転免許試験場、運転免許更新センター、指定警察署のいずれか
必要書類:運転免許証、写真1枚(縦4.5×横3.5cm、無帽、正面、顔中心、無背景、申請前6か月以内に撮影したもの)、パスポート(原本)、持っている場合は古い国外運転免許証
シャトルバス
・送迎なしのツアー利用時に便利!荷物が多くても移動しやすい
・ホテルまでの所要時間:約10~30分
・料金:15ドル程度〜
送迎サービスが付いていないパッケージツアーを利用する場合やタクシーでの交渉を避けたい場合などはシャトルバスを組み合わせるのがおすすめ。大きな荷物やキャリーバッグを持っていても快適な移動が可能です。
事前に予約をしていれば、空港内の到着ロビーの前で名前入りのボードを持ったスタッフが待っています。迷う心配なく、スムーズに乗車が可能です。
より安い価格で利用したいなら早割プランがピッタリ。利用日の21日前までに予約をすれば、通常より安い価格で送迎してもらえます。
またグループ利用なら貸切できるプライベートチャーター車を使うのもおすすめ。小さな子どものいる家族旅行や、友達同士のグループ旅行でも、周りを気にせず気兼ねなく楽しみながら移動ができます。
また、行きだけ送迎プランを予約したい方は、片道プランもあるので要チェックです!
グアム空港到着後からホテルに向かうまでの流れ
グアム空港に飛行機が到着したら、入国審査、荷物の受け取り、税関の順に進んで入国し、ホテルへ向かいます。
1. 入国審査
入国審査のカウンターに向かい、パスポートと入国カード(I-736)を提示。審査官に、顔や過去の入国記録などを確認されます。滞在する期間や滞在目的などを英語で質問されるので、答えられるようにしておきましょう。
※45日以内のグアム観光、商用の場合、ビザは不要。
※45日以上滞在する場合、ESTAの事前申請が必要。取得すると入国カードが不要になり、手続きがスムーズになります。
2. 荷物の受け取り
利用した飛行機のフライトナンバーが表示されているターンテーブルで荷物を受け取ります。万が一荷物が出てこなかった場合は、荷物を預ける際に受け取るクレームタグ(荷物の引換証)と航空券を持って、利用した航空会社のカウンターで係員に確認しましょう。
3. 税関
グアムデジタル税関申告書(※1)、もしくは紙の税関申告書を提出します。
<免税対象範囲(成人の場合)>
酒:約3.7Lまで
紙巻きタバコ:1,000本もしくは、5カートンまで(※2)
1万ドル以内の現金、トラベラーズ・チェック
※1:グアム到着の72時間前からWEBで申請可能。
▶︎グアムデジタル税関申告書申込サイト
※2:タバコの喫煙は21歳から(“グアム政府観光局 公式HP”参照)
Q. グアムの空港からホテル間のおすすめ移動手段は?
空港とホテル間の送迎がついていないパッケージツアーや、航空券とホテルを別々で申し込んでいる場合はホテルまでの移動手段を考える必要があります。
タクシー、レンタカー、シャトルバスを利用する際の主なメリットやデメリットは以下の通り。
メリット | デメリット | |
タクシー | ・言葉に不安がなければ手軽に使いやすい
・どこのホテルでも送迎してもらえる |
・距離によっては高い
・深夜は台数が減る ・中には悪質な業者もいる ・待ち時間がある場合もある |
レンタカー | ・24時間利用できる
・観光にも利用できる |
・予約が必要
・日本と交通ルールが大きく異なるため慣れが必要 ・貸し借り時は英語対応 ・手続きに時間がかかる |
シャトルバス | ・安い
・大きな荷物も運びやすい ・複数人でも移動しやすい ・片道から予約できる ・貸切プランもある |
・予約が必要
・主要ホテル以外の送迎は不可 |
ホテルの空港送迎 | ・空港からスタッフが出迎えてくれるので分かりやすい
・事前予約可能 |
・高い※パッケージに組み込まれている場合は料金が上がる |
それぞれにメリット、デメリットはありますが、グアム旅行に慣れていない場合、シャトルバスを利用するのがおすすめ。他の移動手段と比べて比較的価格が安く、荷物が多くても快適に移動ができます。
Q. グアム国際空港の過ごし方は?ラウンジはある?
日本帰国のフライト前にゆっくりくつろいだり食事を楽しめたりするので、利用条件に合う方はぜひ活用してみてください。
サガンビスタラウンジ
基本情報
・営業時間:03:00~17:00
・軽食やドリンクが楽しめる
・Wi-Fi、シャワー完備
利用条件
・以下対象航空会社のビジネスクラス以上の利用客または上級会員
<JAL、大韓航空、チャイナエアライン、エバー航空、チェジュ航空>
・ダイナースクラブカードまたはプライオリティパス保有者
・LOOKJTBツアー旅行者
サガンビスタラウンジを利用できるのは、上記条件のいずれかを満たしている方のみ。営業時間が長いため利用しやすく、1人用のソファが豊富でゆったりとくつろげます。
ユナイテッドクラブ
基本情報
・営業時間:04:30~13:00
・軽食やドリンクが楽しめる
・Wi-Fi完備
利用条件
・ユナイテッド航空のビジネスクラス以上の利用客
・ユナイテッドマイレージプラスの会員
・スターアライアンスのゴールド会員
・ユナイテッドクラブのワンタイムパス保有者
ユナイテッドクラブを利用できるのは、上記条件のいずれかを満たしている方のみ。ラウンジにある大きな窓からは、飛行機を間近に眺められます。
グアム空港近くにあるおすすめのホテルは?
グアムリーフホテル
グアムの中心地にある『グアムリーフホテル(GUAM REEF HOTEL)』。周辺にはレストランやバーも多く、遅い時間までゆっくり過ごしやすいのがポイント。日本語対応可能なスタッフもいるため、言葉に自信がない方にもおすすめのホテルです。
住所 | 1317 Pale San Vitores Road, Tamuning, GU 96913 |
電話 | +1-671-646-6881 |
アクセス | グアム国際空港より車で約10分 |
公式HP | http://guamreef.com/ |
おすすめシーン | 赤ちゃんや子ども連れのファミリー、カップル |
プール | あり |
デュシタニ グアム リゾート
『デュシタニ グアム リゾート』は、タイのラグジュアリーホテルブランドのリゾート。エレガントな館内で、雄大なタモン湾の景色と特別感のある空間を満喫できるホテルです。
ホテルの客室は421室あり、オーシャンビューのスタイリッシュなツインやマウンテンビューの客室、非日常的な空間が広がるヴィラなどさまざま。ファミリープランもあるので、子ども連れの方も必見です。
住所 | 1227 Pale San Vitores Road, Tumon, GU 96913 |
電話 | +1-671-648-8000 |
アクセス | グアム国際空港より車で約10分 |
公式HP | https://www.dusit.com/dusitthani-guamresort/ja/ |
宿泊者以外のプール利用 | 最新情報は公で式HPよりご確認ください |
プール | あり |
ハイアット リージェンシー グアム
タモン湾のビーチの目の前にあるリゾートホテル『ハイアット リージェンシー グアム(HYATT REGENCY GUAM)』。
オーシャンビューの開放感を感じる客室は、新婚旅行や記念日といった特別な日の滞在にもピッタリです。
住所 | 1155 Pale San Vitores Road Tumon, GU 96913 |
電話 | +1-671-647-1234 |
アクセス | グアム国際空港より車で約10分 |
公式HP | https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/micronesia/hyatt-regency-guam/guamh |
おすすめシーン | カップル、夫婦での旅行、ハネムーンや記念日 |
プール | あり |
紹介したホテルのほかにも、グアムには魅力的なホテルがたくさんあります。子連れにおすすめのホテルや、プール付きのおすすめホテルを探している方は、以下の記事もチェックしてみてください。
グアム空港から宿泊ホテルまでのアクセス方法を確認しよう!
出典:Pixta
グアム国際空港からホテルまでの主な移動方法は、ホテルの空港送迎サービス、タクシー、レンタカー、シャトルバスの4種類。それぞれにメリットやデメリットがあるので、どんな旅行にしたいかを考えて移動方法を決定してみましょう。
シャトルバスなら、荷物が多くても簡単に移動が可能。グアム旅行に慣れていない方でも気軽に利用しやすいので、移動手段に迷った場合はぜひ検討してみてください。