ハワイの雄大な自然を堪能できるクアロアランチ。映画『ジュラシック・パーク』の撮影地としても有名ですが、その他にもたくさんの映画やドラマにも登場しています。そんなロケ地を巡るムービーサイトツアーは大人気!
今回は、そのムービーサイトツアーに加え、カネオヘ湾からコオラウ山脈の景色を眺めることができるオーシャンボヤージツアー、広大な敷地内を馬に乗って巡るツアーが組み込まれた、人気3ツアーのパッケージに参加しました。
海と山に挟まれたクアロアランチをフルでエンジョイできるこのパッケージツアーは、コスパやタイムパフォーマンス、満足度などいずれも高得点!1日を目一杯楽しむことができました。
この記事では、クアロアランチの3ツアーパッケージプランに参加した感想や注意点、あると便利なおすすめの持ち物をまとめました。
クアロアランチでのツアーを検討されている方は、是非とも参考にしてみてくださいね。
クアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランとは?
今回参加したのは、クアロアランチのツアーの中でも人気の高い「乗馬」「ハリウッドムービーサイトツアー」「オーシャンボヤージツアー 」の3ツアーに、ビュッフェランチが付いた、クアロアランチを満喫できるパッケージプランです。
私がクアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランを選んだ理由は次の4点です。
②クアロアランチで乗馬体験ができる
③有名映画やドラマの撮影スポットを見学
④壮大な景色を海上から堪能するオーシャンボヤージ
クアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランを選んだ理由
クアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランを選ぶ決め手となった理由をさらに詳しくご紹介します。
【理由1】クアロアランチの人気ツアーを一度に体験できる
なんと言っても最大の魅力は、たくさんのアクティビティがあるクアロアランチの中でも、特に人気のムービーサイトツアー、乗馬ツアー、オーシャンボヤージツアーの3つのツアーを一日で一度に楽しめること!
人気アクティビティは同日のうちに予約が取れないこともあるので、パッケージプランで全てを抑えられるのは嬉しいですね。
【理由2】クアロアランチで乗馬体験ができる
500万坪もの面積を誇る広大なクアロアランチは、移動手段がないと全体を見て回るのは大変。ジープや電動自転車を利用したツアーもありますが、のんびり馬の背に揺られながらハワイの雄大な自然を眺めるのも素敵ですよね。
パッケージプランの乗馬体験はたっぷり1時間!ゆったりと楽しむことができます。
【理由3】有名映画やドラマの撮影スポットを見学
『ジュラシック・パーク』をはじめとする有名映画やドラマのロケ地としても有名なクアロアランチ。撮影されたスポットをバスに乗って巡るツアーは、映画やドラマ好きにはたまらないはず!
バスでの移動が基本なので、小さなお子さんから年配の方まで移動は楽々!バスから下車してロケ地を見学したり、撮影スポットで記念写真を撮ったり、家族みんなで思いっきり楽しめますよ。
【理由4】壮大な景色を海上から堪能するオーシャンボヤージ
パッケージツアーの中に、クアロアランチの景色を堪能できるオーシャンボヤージツアーが含まれているのも魅力的。陸の上から見渡しても迫力満点なコオラウ山脈ですが、海の上からの姿も楽しみです!
ユニークなフォルムで人気の小島「チャイナマンズ・ハット」も近くで眺めることができますよ。
▽今回参加したクアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランの情報(2024年4月現在)
参加オプショナルツアー名:乗馬1時間+ハリウッドムービーサイトツアー+オーシャンボヤージツアー クアロア牧場【送迎付き】
参加費用:266.96ドル/人(送迎なしの場合、235.55ドル/人)
集合場所:ワイキキ指定ホテル/送迎あり
開催時間:【7時台出発】7:15〜16:30、【8時台出発】8:00〜18:50
所要時間:約9時間
料金に含まれるもの:オーシャンボヤージツアー、乗馬1時間ツアー、ハリウッドムービーサイトツアー、ビュッフェランチ、送迎
料金に含まれないもの:チップ(5ドル程度が目安)
クアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランの体験内容
ここからは、実際に体験した内容をお伝えしていきます。今回は以下のようなタイムスケジュールでした。
※アクティビティの順序はその時々で異なります。
【7時台出発】
07:45 ヒルトンハワイアンビレッジのグランドアイランダーバスデポ出発
08:45 クアロアランチ到着・簡単な説明
09:20 オーシャンボヤージ
11:00 乗馬
12:30 ブッフェランチ
13:40 ハリウッドムービーサイトツアー
15:30 ワイキキ行きバス出発
16:30〜17:00 ワイキキ到着【8時台出発】
08:30 ヒルトンハワイアンビレッジのグランドアイランダーバスデポ出発
09:45 クアロアランチ到着・簡単な説明
10:40 ハリウッドムービーサイトツアー
12:10 ブッフェランチ
13:00 オーシャンボヤージ
15:00 乗馬
17:50 ワイキキ行きバス出発
18:50〜19:20 ワイキキ到着
\体験レポは記事の続きをチェック!/
指定ホテルで待ち合わせ
今回のクアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランは送迎付きのプランなので、指定されたホテルまで送迎車が迎えに来てくれます。ツインインホテル、シェラトンワイキキホテル、ヒルトンハワイアンビレッジの3箇所から選ぶことができます。
今回はヒルトンハワイアンビレッジから乗りました。
ホテル正面のメインロビーからバス乗り場までは通路を奥に進みます。もし場所が分からない時は、エントランスの人に聞いてみましょう。
ホテル正面から3分ほど歩くとバスロビーの看板が見えてきます。
バス乗り場の手前には待合ブースがあります。余裕を持って行き、ここで座って待つのも良いですね。
集合時間の前に到着しましたが、待合ブースにはすでに他の参加者の方々が集まっていました。
時間になったのでバス乗り場に進むと、名簿を持った案内の人に「クアロアランチ?(クアロア牧場)」と聞かれ、ID(パスポートや免許証)の確認をされます。
バス乗り場は広いです。案内の人がバスまで連れて行ってくれるので、見失わないように着いていきましょう。
定員40名ほどの大きなバスに乗り込みます。
特に席は決まっていないので、空いている席に座りました。
車内は広くシートもふかふかなので、ここから約1時間のドライブでお尻が痛くなる心配もなさそうです。
ビルが立ち並ぶホノルルの都会らしい景色から、徐々に自然が多くなっていきます。
切り立った山々が迫力満点!クアロアランチで見られるコオラウ山脈の景色への期待が膨らみます。
クアロアランチに到着
1時間ほどでクアロアランチに到着。朝が早いこともあり途中で少しうとうとしていたら、あっという間に着きました。
バスから降りたら、まずは歩いてすぐのビジターセンター周辺に集まります。
ここでガイドの方がやってきてチェックイン。身分証(パスポートや免許証)とバウチャー番号を確認したらリストバンドを渡されるので、手首に装着します。
このリストバンドはビュッフェ会場に入る際のパスとなる大切なもの。簡単には取れないので安心ですが、失くさないように気をつけましょう!
アクティビティごとの集合場所は「あの辺です」とザックリとした説明ですが、わかりやすい場所なので心配は要りません。
私たちはビジターセンターの裏側に集合でした。
リストバンドと一緒に3ツアーの行程表ももらえるので、それぞれの開始時間を確認しておきましょう。
今回は、オーシャンボヤージツアー→乗馬体験→ビュッフェ→ハリウッドムービーサイトツアーの順番です。その時々でどのアクティビティからスタートするかはバラバラなので、行程表でしっかり確認しておきましょう!
ロッカーはビジターセンターのそばにあります。数はそれほど多くない印象を受けたので、荷物を預けたい人はガイドさんの説明が終わったらすぐに確保しておくのがおすすめです。
ロッカーの利用料は1つ5ドル。一回借りたら、一日中開け閉めは自由です。
使用時はタッチパネルで操作します。利用方法は日本語でも掲示されていました。
1.誕生日を入力する
2.好きな色を選択する
3.レンタル代5ドルを支払う
4.ロッカー番号が表示され、指定番号のロッカーに荷物を預ける
広い敷地のクアロアランチですが、トイレはビジターセンター周辺にあるのであまり不安に思わなくても大丈夫です。各ツアーの終了ごとにこの辺りへ戻ってくるため、合間に気軽に行くことができます。トイレ自体も清潔。定期的に掃除がしてある印象でした。
集合時間まで30分ほど時間があったので、トイレを済ませた後はビジターセンター近くの資料館を見学しました。
オーシャンボヤージツアー
オーシャンボヤージツアーの一番最初の乗り物はバス。米軍やスクールのお下がりを使用したヴィンテージな一台です。
乗車時に名前を確認されます。
オーシャンボヤージツアーのガイドさんは男女2人組。フレンドリーで楽しい2人のトークでツアーを盛り上げてくれます。
いよいよ出発。道中はクアロアランチに生えている植物や果物の説明をしてくれました。
バスでの移動は10分ほど。あっという間に到着です。
海外ドラマ 『LOST』の看板があるところ(=撮影が行われたところです!)でバスを降り、ここから船乗り場がある養殖池まで数分歩きます。
足元のすぐ下が水辺という冒険感が高まるような桟橋の先に、養殖池が見えてきました。
湖のように大きな池です!ここから50~60人ほどが座れそうな船に乗り、養殖池の先にあるプライベートビーチへ向かいます。オーシャンボヤージツアーは、このプライベートビーチから別の船に乗って海に出るようです。
この養殖池はモリイ・フィッシュポンドと言い、なんと800年の歴史を持つ古代養殖池。現在も魚や牡蠣が養殖され、ここから市場へ出荷しているそうです。
10分ほどで養殖池を抜けたら、船から降りてクアロアランチが保有するプライベートビーチに向かいます。
ビーチに向かって数分歩きます。
途中、石で作られた可愛らしい「ALOHA」の文字を発見。
こぢんまりとしたプライベートビーチに到着。切り立った山々がそびえ立つ様はさすがの景色!
ビーチに着いた人から順番に、波打ち際に停泊しているカタマラン(双胴船)へ乗り込んでいきます。ゆっくりビーチの写真も撮りたかったのですが私も列に続いて乗船。
カネオヘ湾へ出航です。コオラウ山脈も全体がよく見えて大迫力!カタマランの特徴でもあるのですが、揺れが少なく快適なクルーズです。
遠くに見えるポコンとした形の島は、モコリイ島。中国人労働者が移住してきた当初、よく被っていた帽子の形に似ているということで通称「チャイナマンズ・ハット」と呼ばれています。こちらの名前の方が有名かもしれませんね。
船はチャイナマンズ・ハットの方向へ進行。チャイナマンズ・ハットの近くまで来ると一旦船を止めてくれるので、ゆっくり撮影を楽しめますよ。
ガイドさんは常に船上を行き来して、ゲストを気遣ってくれました。お願いすれば撮影も快く引き受けてくれます!
広々とした船なので、デッキで海風を感じたり船内の座席からゆったり景色を眺めたり。
皆さん思い思いに過ごしています。
約90分のオーシャンボヤージツアーでしたが、雄大な自然に見とれているうちにあっという間に終了。ベストポジションからのコオラウ山脈とチャイナマンズハットは一生の思い出に残る景色に間違いありません!
行きのコースを逆に辿ってクアロアランチへと戻ります。再びバスに乗りビジターセンター周辺で降車。オーシャンボヤージツアー終了です。
クアロアランチで乗馬体験
オーシャンボヤージツアー終了後、10分ほどで乗馬ツアーの集合場所へ向かいます。
万が一集合場所がわからなくなってしまっても、ビジターセンターにあるマップを見れば一目瞭然。乗馬ツアーの集合場所は馬のイラストが描かれているスポットです。
集合場所に着きました。たくさんの馬が大人しくつながれています。
今回の乗馬ツアーのガイドは二人の女性。
二人とも乗馬が大好きで、楽しみながらクアロアランチでガイドをしているとのこと。体験中は列の前後を行ったり来たりしながら、参加者がうまく乗れているか声をかけながら気にしてくれていました。
建物内に入ったら免責同意書にサインします。
次に、自分に適切な馬を選ぶために体重をはかります。いきなりの体重測定にびっくりしないようにしましょう。
ヘルメットと、スマホなどの小さな荷物を入れるためのポーチを貸してもらいました。
乗馬のレクチャーでは、それぞれ希望の言語のビデオを見ます。日中韓の言語に対応したビデオがありました。
レクチャーは5分ほど。実際に馬に乗る際はガイドさんがアシストしてくれますが、動画の内容もちゃんと頭に入れておきましょう。
壁には手綱のさばき方や足の乗せ方・位置などの注意事項が貼りだされているので、目を通しておきましょう。
日本語での掲示もありました。
乗馬する場所は厩舎のような雰囲気。参加者それぞれの体重に合った馬をガイドさんが選んでくれるので、ここから順番に乗馬していきます。
騎乗したら、ガイドさんが足をかける馬具の調整をしてくれます。
基本の動作は、足で馬を蹴ってGo、手綱を引いてStop。人に慣れていてとても優秀な馬なので、乗馬が初めてでも安心です。
クアロアランチに乗馬を練習するコースはありません。馬に乗ったら、早速コースに出発です!
平坦な道からスタート。少し先には切り立った山々がそびえる絶景が広がります。
今回参加していたのは、私たちの他に、日本から来た新婚カップル1組と、スペイン語を話す家族の3組のみ。
道中ガイドさんはずっと前方にいるわけではなく、常に参加者の前後を行き来して様子を確認してくれます。
「この木なんの木」で有名な木と同じ、モンキーポッドの木々が茂る道をのんびりと進みます。
木がトンネルのようになっている場所を通過。馬を走らせることなく、終始パッカパッカと常歩で進みます。
木々のトンネルを抜けると景色が徐々に変わり、拓けた道に出ました。
日差しが容赦なく降り注ぐ中を進むため、汗をかなりかきます。ポーチに水を入れていきましょう。日焼け止めもマストです!
少し高台まで来ると海が見えてきました。
エメラルドグリーンの海は本当に綺麗。
さっきまで遠くに見えていた山も、開始20分ほどでこんなに近くに。
折り返し地点となる草原に到着。ここから山脈の麓を回って行きます。あまりに広い草原で、一瞬自分がどこにいるのかわからなくなるような不思議な感覚になりました。
草原の両脇には切り立った山が大迫力のパノラマで迫ります。これは圧巻!
上空から見るとこんな感じになっています。車のCMに出てきそうな景色!
草原を進んでいると映画のロケ地が現れてきます。このスポットは『50回目のファースト・キス』で使われた場所だそう。
草原を通過したら、再び小道に入っていきます。馬に乗りながら小川を通過するのはちょっとドキドキ。
小川の近くには『キングコング:髑髏島の巨神』の撮影に使われた「骨」がそのままあります。それを横目で見ながら通過。
今度は森の中へと入ります。少しガタついた道で緩やかな坂になっているのでアドベンチャー感が増していきます!
さっきの草原が眼下に広がっています!こんなに上まで登ってきていたんだとびっくり。この時点でコースの3分の2ほど。
帰り道は行きよりも一段高く感じる場所を下っていきます。崖沿いなので気を引き締めましょう。
行きに通過した道と合流。
ここから先は同じ道を戻っていきます。
スタートした場所で馬から降りて、1時間の乗馬ツアーは終了です。クアロアランチの森の中を抜けて草原を通り、崖の道を下ったりとアドベンチャー感あふれる楽しい体験ができました。
ビジターセンター前では、コースへ出る時に撮影してもらった乗馬の写真を販売していました。1枚20ドルで買うことができます(現金orクレジットカード対応)。
販売しているスタッフが私の顔を見て「あなたの写真があるよ!」と声をかけてくれました。
ビュッフェランチ
ビュッフェ開始まであと30分ほど。空いた時間は、ビュッフェ会場のすぐ隣にあるファーマーズマーケットを見て過ごしました。
ハワイのファーマーズマーケットだけあって、新鮮な果物や野菜がたくさん!これらはもちろんクアロアランチで採れたもの。買って帰ってホテルで食べても良いですね。
お肉も販売していました。キッチン付きのコンドミニアムなどで長期滞在をしている人は、ここで食材を調達するのも良い思い出になりそう!
ビュッフェ会場となるのは、ビジターセンターのすぐそばにある「Ranch House Buffet」。
ビュッフェはなかなかの混み具合です。
食べ物はたっぷり用意されているので、なくなる心配はなさそう!
こちらはお肉のブース。おいしそうなお肉がたくさん盛ってあります。
ドリンクバーで好きなフルーツジュースが選べます。もちろんお水もありました!
席もビュッフェの人数分確保されているので、ちゃんと座れます。
ハワイらしくカラフルに盛り付けてみました。新鮮野菜のサラダに果物。
朝からクルーズと乗馬をしてお腹はペコペコ!お肉もしっかりいただきます。
りんごのコンポートのデザートも。
少し濃い目の味付けのお肉と新鮮なフルーツがおいしい!午後からのツアーに向けてしっかりと栄養補給します!
ハリウッドムービーサイトツアー
食事の時間は40分ほど。食べ終えたらビジターセンター近くにある「ハリウッドムービーサイトツアー」と看板がかかった集合場所に移動します。窓がないタイプのおしゃれなバスが停車しています。
バスの前で記念撮影もしてもらえます。これもツアー終了後に1枚20ドルで購入可能でした。
今回のガイドさんはドライバーも兼ねたクリスさん。フレンドリーな方でユーモアもたっぷり。
それではハリウッドムービーサイトツアーに出発です。車内は窓がないので解放感が抜群!
最初に、閉鎖した製糖工場の跡地を通ります。こちらは映画のセットではなく、オアフ島で最初に作られた本物の工場。すでに跡地となっているため建物の痕跡しかありませんが、こちらに使われた石は溶岩石だそうです。
牧場らしく牛の姿も見えます。クアロアの敷地全体では600頭ほどいるんだとか。
道中には米軍の遺跡もちらほらと。こちらは第二次世界大戦中に地対空兵器を設置していた台だそうです。ハワイには、戦時中に米軍が沿岸警備の要として利用していた痕跡が数多くあります。
第二次世界大戦で実際に使われていたバンカー(要塞)に到着。ここで一度バスを降ります。バンカー内の見学時間は20分ほど。
本物の要塞というだけあってすごい迫力。バンカーの向かい側は美しいオーシャンビューです。
バンカー前には『ジュラシック・ワールド』で使われた救急車が。中に乗って記念撮影することもできます!
バンカー内の壁に貼られているのは、クアロアランチで撮影された映画やドラマを紹介するポスター。
撮影に使われた大道具や小道具も展示されています。
ドラマ『LOST』のシーズン4で出てくるシロクマのシーンも再現。
『ジュラシック・パーク』シリーズを通して影の主役ぶりを発揮してくれたラプトルたち。いきなり動き出すので驚きました!
バスに戻り再びクアロアランチ内を進んでいくと養殖池が見えてきます。ここではエビや牡蠣などを育てているそう。
クリスさんのアナウンスが聞こえてきます。こちらは『キングコング:髑髏島の巨神』の撮影スポット。向かってくるキングコングに対し、ガソリンを撒いた池に火を投げ込むシーンが撮影されたそうです。
ハワイのスーパーフード「ウル」の木がありました。ウルはデンプン質を多く含んだ果物で、お芋の代わりとしてよく使われるそうです。その特徴から、英語では「ブレッドフルーツ」=「パンノキ」と呼ばれているとか。
果物畑を通過すると、そびえ立つ山々が大迫力のアングルで堪能できるスポットに到着。
ここでしばらく写真を撮影したり景色を楽しんだりします。近くに見えるモアイ像は、ナショナルジオグラフィックの番組で実験に使用された像とのこと。
こちらの山は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で噴火した火山。
『ジュラシック・パーク』で、グラント博士と子供達がガリミムスの群れから逃げたシーンが撮影された草原です。
日本では2018年に公開された『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』で、登場人物たちの能力と弱点が明らかになるシーンが撮影されたのもここなのだとか。
『50回目のファースト・キス』で、主人公カップルがゴルフデートをするシーンが撮影された丘。
この窪みはゴジラの足跡です!クアロアランチではハリウッド版の『GODZILLA』も撮影されました。
太平洋戦争を描いた作品『ウインドトーカーズ』の爆発シーンはこの草原がロケ地とのこと。
クアロアランチで行われた撮影でも最大規模のもので、750人のエキストラが出演し280個もの爆薬が使われたそうです!
クアロアランチのムービーサイトツアーで最も有名なスポットのひとつ『キングコング:髑髏島の巨神』の巨大な骨。
ここではバスを降りて10分ほどの撮影時間が設けられています。
実はキングコングの骨は発泡スチロール製なのですが、さすがハリウッドのクオリティ。かなりリアルに作ってあります。
ガイドさんに記念撮影をしてもらえます。まるで映画の世界に入り込んだよう!セットを動かしたり登ったりするのは禁止なので注意してくださいね。
スカルになっていないコングとの2ショットも撮れます。
『ジュラシック・パーク』でガリミムスの群れに襲われたグラント博士と子供達が隠れる「倒木」も人気の撮影スポット!
楽しい解説を聞いているうちに、あっという間にムービーサイトツアーの終了時刻。ビジターセンター前に戻ります。
映画に詳しくなくてもその撮影スポットを巡るだけで十分に満足できるクアロアランチのハリウッドムービーサイトツアー。皆が楽しめるアクティビティです!
クアロアランチの3ツアーパッケージ終了
クアロアランチへ行ったら是非とも寄りたいのがギフトショップ。帰りのバスを待つ約20分間、私もお土産探しに覗いてみました。
ジュラシックシリーズのアイテムは定番のお土産ですよね。Tシャツは26ドル。
パーカーは49.99ドルです。
恐竜のキーチェーン(12.99ドル)は『ジュラシック・パーク』を意識したものでしょうか。とっても可愛いです。
「KUALOA RANCH(クアロア牧場)」と書かれたオリジナルのスウェット(39.99ドル)なども充実。
『50回目のファースト・キス』のマスコット的存在でもあるペンギンのぬいぐるみは20ドル。
恐竜柄などクアロアランチならではのデザインが可愛い靴下は10.99ドルです。
スタッフの人に聞いたところ、一番人気はこちらの馬のキーホルダー(10ドル)。
キングコングの骨までありました!価格は149ドル。
15時30分にクアロアランチを出発するバスに乗ってワイキキへ戻ります。
クアロアランチからワイキキまではだいたい1時間。朝からたっぷり遊んだので、帰りのバスではぐっすり眠ってしまいました。
クアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランに参加した感想
ここからは、クアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランに参加して感じた注意点や良かった点をお伝えします。
大満足のクアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランでしたが、事前に注意点を把握してもらえると、参加してから困ったということにならないと思います。
クアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランの注意点
【注意点1】乗り物酔いしやすい人は注意
ハリウッドムービーサイトツアーではバス、オーシャンボヤージツアーは船に乗っての観光となります。
乗り物酔いや船酔いをしやすい人は、念のため事前に酔い止めを飲んでおくことをおすすめします。
【注意点2】乗馬を楽しみたい人は乗馬単体のツアーもおすすめ
私は1時間の乗馬でとても楽しめましたが、特に乗馬が目当ての人は「まだまだ乗りたい!」と思うかもしれません。
また、人によっては馬に乗ることに慣れるまで時間がかかる場合もあるそうです。
じっくりと馬に乗ってクアロアランチの景色を楽しみたい!という方は、2時間たっぷりと楽しめる乗馬だけのツアーに参加するといいかもしれません。
【注意点3】英語がわかるとより楽しめる
どのツアーも英語が苦手でも楽しむことができますが、ガイドさんの説明や解説はすべて英語で行われるため、英語を理解できるとツアーを十二分に楽しむことができます。
特にハリウッドムービーサイトツアーは、ガイドさんがどの映画のなんのシーンが撮影されたかなど解説してくれるので英語がわかるとなお良いなと感じました。英語が苦手でも、映画好きの方ならタイトルを聞けばすぐにわかるかもしれません。
クアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランの良かった点
【良かった点1】ガイドさんがユーモアにあふれていてとっても楽しい
各ツアーでガイドさんは変わりますが、クアロアランチのガイドさんは気さくでユーモアたっぷりな親しみやすい方ばかり。
英語でのコミュニケーションとなりますが、ジェスチャーを交えながら説明してくれたり、冗談を言って和やかな雰囲気にしてくれたりと、ガイドさんのおかげもあり各ツアーとも楽しく過ごすことができました。
【良かった点2】効率よくクアロアランチを満喫できる
ハワイ・オアフ島の北東に位置し、敷地内には雄大な山並みや緑豊かな草原、プライベートビーチが広がるクアロアランチ。東京ドーム450個分、約500万坪もの広さを誇ります。
そんなクアロアランチを乗馬に映画ロケ地見学、オーシャンボヤージツアーと、山も海も満喫できるタイムパフォーマンスに優れた満足度の高いツアーでした。
限られた時間で色々な体験をしたい人におすすめです。
クアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランで準備するもの
基本の持ち物
・カジュアルな服装
乗馬中に木に引っかかるようなゆったりした服装やスカートではなく、パンツスタイルにしましょう。上下とも動きやすく汚れても良いラフな服での参加がおすすめです。
・つま先が隠れる靴
クアロアランチでは履きなれたスニーカーがおすすめです。乗馬はつま先が見えた靴では参加できないので注意しましょう。
・写真付き身分証
予約代表者は写真付き身分証が必要となります。パスポートか日本の運転免許証で大丈夫です。
・飲み物
日差しを浴びることが多く、長時間のツアーになるので喉が渇きます。水分補給はこまめに行いましょう。
・日焼け止め
屋外での活動が多いツアーのため日焼け止めを塗っておくと安心です。
借りられるもの
・ヘルメット
乗馬の際に借りられます。ヘルメットを被りやすいように、髪が長い方は低い位置でまとめておくと良いですね!
・ポーチ
乗馬の際に借りられます。
準備しておくと良いもの
・羽織物
天気によっては肌寒く感じる日もあります。またクアロアランチは山に囲まれたエリアで天候が変わりやすいので注意が必要。さっと着れる薄手のウェアを持っていたら良いでしょう。
・自撮り棒
ガイドさんに撮影をお願いすることもできますが、自撮り棒があると自分のタイミングでセルフィーを撮影できるので便利です。ただ、乗馬の際に自撮り棒は禁止。馬が鞭と勘違いして怖がってしまうとのことなので気をつけましょう。
・スマートフォンのストラップ
肩から掛けるタイプのストラップをスマホにつけておけば、騎乗中も撮影できるのでおすすめです。
まとめ
乗馬に映画ロケ地見学、オーシャンボヤージツアーを1日にギュギュっと詰め込んで楽しめる、クアロアランチの人気ツアーパッケージプラン。
海と山に挟まれたクアロアランチを満喫できるコスパ、タイパに優れた満足度の高いツアーでした。
海上から見たコオラウ山脈とチャイナマンズ・ハット、ハワイ太古の自然を満喫しながらの乗馬、映画を観たあの日の感動がよみがえるロケ地巡り、どれも一生忘れられない経験となりました!
効率よくクアロアランチを満喫したい!という方は、クアロアランチで人気の3ツアーパッケージプランに参加してみてください。
FAQ
Q.英語が苦手でも楽しめますか?
A.すべてのツアーは英語ガイドが基本ですが、説明はジェスチャーを交えながらゆっくりで丁寧。また、乗馬の安全ビデオは日本語です。英会話が苦手でも楽しめると思います!
Q.レンタカーで行く場合、駐車場はありますか?
A.無料の駐車場があります。
Q.ロッカーはありますか?
A.有料(5ドル)のロッカーがあります。クレジットカードでの支払いにも対応しています。
Q.雨の場合は中止ですか?
A.基本的に雨天決行となります。
Q.子どもは楽しめますか?
A.10歳以上で身長137cm以上であればお子さんでも乗馬体験を楽しむことができます。また、乗馬の体重制限は104kg以下です。
Q.乗馬ツアーに持ち込める荷物は何ですか?
A.持ち込める荷物は片手で持てる大きさのカメラやスマートフォンと飲み物のみとなります(ビデオカメラは持ち込めません)。その他の大きな荷物はロッカーに預けてください。
Q.飲み物はどうすればよいですか?
A.各自で準備してください。クアロアランチ内の自販機やカフェテリアでも購入できます。
Q.送迎バスの集合場所と時間について教えてください
A.ザ・ツインフィン、シェラトン・ワイキキ・ホテル、ヒルトン ハワイアン ビレッジが送迎の集合場所となっています。
ザ・ツインフィン(パオアカラニ通りホテル入口の外側)発は7:15、8:00。シェラトン・ワイキキ・ホテル発(アロハランディング バス乗り場)は7:30、8:15。ヒルトン ハワイアン ビレッジ グランドアイランダー バスデポ発は7:45、8:30。それぞれのホテル発が3本あります。7時台の送迎の場合、クアロアランチ着は8:45~9:00、8時台は9:30~10:00着となります。
クアロアランチからワイキキへ戻る送迎は15:30、17:50発の2便(アクティビティ終了時間に合わせて手配することができます)。出発から1時間ほどでワイキキに到着します。
口コミ
2023年に参加された方の口コミ
申込後、集合場所の案内などとてもわかりやすい案内で安心して当日を迎えられました。
乗馬は天気も良かったため、1時間景色を楽しみながら出来ました◎係の人に自分に合った馬を選んでもらえます♪
ムービーツアーは英語案内のみのため、英語がわかればもっと楽しめたなと思います!
オーシャンボヤージは、波もあったため、少しアトラクション感覚で楽しむことができました。ホヌも見ることができ、とても楽しく、ハワイを満喫できるツアーでした!お値段は少しかかりますが、参加して良かったなと思えるツアー内容です◎
5つ星評価:★★★★★(満点)
大満足なツアーでした!!
送迎バスは英語だったのですが、現地に着くと日本語が話せる方が説明をしてくださいます。
ツアー中は英語での説明だったので、わからないこともありましたが、とにかく絶景で感動しました。
途中ビュッフェランチがあるのですが、お肉がとても美味しかったです。
乗馬体験が最高に楽しかったです。
乗馬は初めてだったのですが、馬がかなり賢く、前の馬についていってくれたので
安心して馬に乗ることができました。
写真撮影も可能だったのですが、片手で携帯を持つので、首からかける携帯ケースが大活躍でした。携帯を落とす心配もなく撮影できました。
絶景の中馬に乗って散歩できたので大満足です◎
5つ星評価:★★★★★(満点)
最初は乗馬のみのツアーを申し込もうとしていましたがとても人気なようで埋まっていた為、こちらのツアーを申し込みましたが、結果的に乗馬のみのツアーではなくこちらのツアーに参加できてとても良かったなと思いました。乗馬は日本語の話せるスタッフさんが対応してくださり、安心して参加することができました。映画ツアーは英語のガイドでした。ガイドさんが話している内容はわかりませんでしたが、とても自然が雄大で途中2度バスから下車して自分の足で回ることもできました。クルージングのガイドも英語のみでしたが、海がとても綺麗でウミガメを見ることができとても満足です。迷っている方はアクティビティが満載のこちらのツアーをおすすめします。クアロアランチを大満喫できるツアーでした。
5つ星評価:★★★★★(満点)
全体的に景色が素晴らしく、とにかく雄大でした!後ろの山脈と、目の前に広がる青い海の対比が美しいです。
着いてまず、日本語を話せるガイドさんからそれぞれのアクティビティの集合場所や食事場所、合間時間のおすすめの過ごし方などをレクチャーしていただきます。
乗馬はお馬さんに揺られながら、のんびりクアロアランチの中を巡ります。インストラクターさんも一緒なので、心配はありません。1時間コースなので、見どころがあるわけではありませんが、私は乗馬がしたかったので満足です!もっと長いコースの方は、映画ロケ地跡の方まで来ていました。
ムービーツアーは、バスに乗り、色々なロケ地跡を回ります。写真撮影時は自由度高いです!また結構揺れるので、スリルも感じられて楽しかったです。ただ、解説は全て英語のため、英語が分からないことを、もどかしく感じるかも…
オーシャンボヤージュは、海がひたすら綺麗でした!波を立てて走ってくれるので、楽しいです。写真もインストラクターさんが、たくさん撮ってくれます。また、ウミガメとマンタに遭遇しました!
ランチブッフェも美味しかったです!
全体的に、とても満足度の高いツアーでした!
5つ星評価:★★★★★(満点)
※この記事は2024年4月時点の情報に基づいております。最新情報はHello Activityにてご確認ください。