映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のロケ地をはじめ、テレビ番組やCM、MV、雑誌のグラビア撮影などでも目にする機会が多い広大な浅瀬の「サンドバー」。
オアフ島の東・カネオヘ湾沖に位置し「天国の海®」の名で知られるその場所は、ネットニュースやSNSでも「ありえない光景」や「一生に一度は訪れたい場所」としてたびたび話題になっています。
今回は、そんな絶景を楽しみながら、シュノーケリングやSUPなどのマリンスポーツを体験できるキャプテンブルースのツアーに参加してきました。
事前にサンドバーへ行かれた方の動画などを見てある程度の知識(日によって水位が異なることなど)は頭に入れていたのですが、私が参加した日はところどころでサンドバーが完全に海水面から露出。想像をはるかに上回る神秘的な景色が目の前に広がっていました!
この記事では天国の海®シュノーケリングツアーに参加した感想や注意点、あると便利なおすすめの持ち物をまとめました。ハワイ旅行で天国の海®へ行く計画を立てている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
キャプテンブルース 天国の海®シュノーケリングツアーとは?
キャプテンブルース「天国の海®」は、ハワイヨットレースの元チャンピオンのブルース氏が1983年にカネオヘ湾でツアー会社として最初にツアーの営業許可を取得したこともあり、カネオヘ湾内の一番大きくキレイなサンドバースポットにツアーで行くことができます。
カネオヘ湾に広がるサンドバーというだけで期待が膨らみますが、今回はその中でも特に人気の高いツアー。広くて美しい「サンドバーのベストスポット」と呼ぶ人も多い「天国の海®」へ案内してくれる、キャプテンブルースのシュノーケリングツアーをご紹介します。
サンドバーとは?
サンドバーとは海流によって運ばれた砂などが堆積した場所のこと。カネオヘ湾のサンドバーの歴史は古く、太古の昔(1億年前ともいわれています)に地震による地殻変動で海底火山の噴火口が隆起したところから始まります。
隆起した部分には長い年月をかけて砂が堆積し、その上に白化したサンゴの死骸が積み重なっていきました。時間の経過とともに、サンゴだったものは少しずつ白く小さな粒へと姿を変えてき、現在の美しいサンドバーが形成されたといわれています。
ハワイで唯一のサンドバーを持つカネオヘ湾は、全米最長最大のサンゴ礁が広がる場所としても知られ、各国の研究機関から重要な場所として認識され、大切に保護されているとても貴重なスポットです。
今回私がキャプテンブルース天国の海®シュノーケリングツアーを選んだ理由は3つあります。
②サンドバーで楽しめるアクティビティが豊富!
③頼もしいガイド陣!
キャプテンブルース 天国の海®シュノーケリングツアーを選んだ理由
天国の海®シュノーケリングツアーを選ぶ決め手となった理由を、さらに詳しくご紹介します。
【理由1】サンドバーのベストスポット「天国の海®︎」に行ける
世界中の研究機関に貴重な場所として認識されているカネオヘ湾のサンドバーは1日に訪問できる人数を制限しているため、ツアーを運営できるのはハワイ州から認定された4社のみ。
全4社の内、最初に営業許可を取得した会社がキャプテンブルースです。そのため、他社ではアクセスできない最も広くて美しいサンドバーへ船を停泊することができ、満潮時でも腰の高さの海面でサンドバーを歩くことができるエリアをキャプテンブルースは「天国の海®」と名付け、ベストスポットを確保することができたそう。
写真や動画で見ると、サンドバーの周囲に透明度抜群のキレイな海が広がる風景。神秘的なその光景に出会えるとなると期待が高まりますよね。
【理由2】サンドバーで楽しめるアクティビティが豊富!
素晴らしい景色を堪能するだけでも行く価値のある天国の海®。そんな環境の中、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。
シュノーケリングではサンドバーの縁に沿って泳ぎます。クルーが餌をまくと色鮮やかな魚がたくさん集まってきてとてもキレイです
パドルを漕いで水面を進むSUP(スタンドアップパドルボード)をサンドバーエリアで体験できるので、ボードから落ちても足がつくから安心。浅瀬で楽しめるからと高齢の方もSUPに挑戦されるとか!安心して水の上の開放感を感じながら遊べるなんてワクワクしますよね。
その他にシュノーケルに浮き輪、ライフジャケット、複数人で乗ってパドリングを楽しめるメガSUP、底が透明になった子供用の海ゾリZAYAKなども借りられるので、子ども連れでも一緒に楽しめます!
家族三世代で思いっきり楽しめるアクティビティが豊富にそろっています。
【理由3】頼もしいガイド陣!
1983年から40年営業しているキャプテンブルースのツアースタッフは、全員がライフガード・AED・CPR(心肺蘇生法)・ファーストエイドの資格保有者。さらに日本語対応スタッフもいるため、英語に自信がなくても安心です。
▽今回参加した天国の海®シュノーケリングツアーの情報(2023年6月現在)
参加オプショナルツアー名:【午前】天国の海® シュノーケリングツアー モーニング byキャプテンブルース【2023年4月~】
参加費用:139ドル/人
集合場所:ワイキキ・アラモアナエリアの指定場所/往復送迎あり
開催時間:7:20〜13:30(ワイキキエリアからの送迎を含む時間、アーリーモーニングツアーの期間中は時間が変更になります)
所要時間:2時間45分(出航〜帰港)
料金に含まれるもの:往復送迎、スナック各種、ドリンク各種、ライフジャケット、シュノーケル用具(※フィンはありません)、浮き輪各種、ボール各種、フリスビー、SUP、メガSUP、ZAYAKなど
料金に含まれないもの:チップ(ツアー料金の10%〜15%)
キャプテンブルース 天国の海®シュノーケリングツアーの体験内容
ここからは実際のキャプテンブルース天国の海®シュノーケリングツアーの体験を紹介していきます。ツアーは午前と午後に1回ずつ(7月~9月は早朝ツアーも実施、午後ツアーはお休み)ありますが、私たちが参加したのは午前のツアー。
6月に参加した際は以下のようなタイムスケジュールでした。
07:35 トランプホテルトロリー乗り場集合
08:45 港(ヘエイア・ケア・ボートハーバー)到着
09:00 出航
09:15 天国の海®(カネオヘサンドバー)到着~11:30までサンドバー自由時間(シュノーケリング含む)
11:45 帰港
13:00 ワイキキ到着
ちなみに、午後のツアーに参加する場合は次のようなタイムスケジュールとなります。
10:35~ ワイキキエリア~カネオヘの送迎
12:15 港(ヘエイア・ケア・ボートハーバー)から出航
12:35 天国の海®(カネオヘサンドバー)到着~14:50までサンドバー自由時間(シュノーケリング含む)
15:00 帰港
16:00 ワイキキ到着
朝の時間が自由になるので、早朝のダイヤモンドヘッドで感動的な日の出を見てから、気になっていたレストランで朝食を食べてから、と1日の最初の予定を自分好みに組み立てることができます。
\体験レポは記事の続きをチェック!/
トランプホテルのトロリー乗り場でピックアップ
今回私たちがピックアップしてもらうのは、トランプホテルのトロリー乗り場。他のツアーのバスもどんどんやってくるスポットです。ホテルの車寄せではなく、車寄せを出た場所になるので注意が必要です(この時点で服の下に水着は着用済み)。
白い大きなキャンピングカーのようなバスが停まり、「キャプテンブルース」と書かれたボードを持っているスタッフが降りてきました!
もしこの場所が混み合っていても、キャプテンブルースと書かれたボードを持ったスタッフさんを探せば確実です。
行きと帰りは同じバスに乗って往復するので、ボードに書かれたバス番号(今回は「926」)を覚えておくようにと運転手さんからアナウンスがありました。
帰りもドライバーさんは同じ方で、「926」の番号が書かれたボードを持って待ってくれました。(この日の乗客は、私たちも入れて日本人が30人ほど)
ワイキキのハワイらしい街並みを通過すると、畑や山などの緑がどんどん増えていきます。
長いトンネルを抜けると、山々がそびえ立つ大迫力の風景が現れます。海沿いにいきなり山がそびえる光景はハワイならでは!トンネルに入る前と出た後では、景色が全く違います。
トンネルを出た後に山を越え、反対側に出ると港へ到着です。
港に到着
途中いくつかのピックアップスポットで停まり、ワイキキを出発してから1時間ほどで港(ヘエイア・ケア・ボートハーバー)に到着。
レンタカーを借りて現地集合することもできますが、港(カネオヘビーチパーク)の駐車場は無料ということもあり、基本的に空車スペースはそれほど多くないと思っていたほうが良さそうです。特に土曜日や繁忙期(例年7~10月、年末年始など)は車を停められずツアー開始時刻に間に合わないことも。
事故渋滞などに巻き込まれ集合時刻に遅れてしまった場合でも、船の出港は待ってくれません。送迎付きだとその点は安心!
港にはトイレが2箇所ありました。女性用はそれぞれ個室が3〜4個しかなく、しかも30人ほどが一度にバスから降りてくるのでかなりの行列。
トイレの中で着替えているほどの時間はなく、あまり清潔ではないので、水着はホテルを出るときに服の下へ着ていきましょう!
トイレを済ませたら船の乗り場へ向かいます。目印は「キャプテンブルース」と書いてあるゲート。一人でゲートに向かいますが、わかりやすい看板や表示があるので迷わず到着!
こちらのツアーは予約申し込み時にウェブで免責同意書を提出します。私たちはHello Activityで申し込んだので、予約確定後、送迎場所、送迎時間とともに同意書提出用のURLがチャットで案内がありました。ツアー当日までに提出していない人は船に乗る前に免責同意書の提出が必要になります。
今回私たちが乗るのは、定員49人、15mほどの小ぶりなカタマラン(双胴船)。外観は、東京ディズニーランドのジャングルクルーズの船を一回り大きくした感じでした!
波にさらわれないようにマリンシューズ以外の靴は脱ぎ、裸足で乗船します。
船に乗る時に、グループの代表者の名前をキャプテンに伝えてチェックイン(受付)します。
まずは自分の座る席(自由)を確保。私は船尾の方の席に座りましたが、船の幌がついており日陰から船からの景色を楽しむことができました。船首部分の席は、私が参加した時は幌が収められていたので、直射日光で少し暑いかもしれません。
席を決めたら、その下に置いてある鍵のないボックスに靴や荷物をしまいます。貴重品もこのボックスに入れます。荷物は全て自己管理のため、チップなどの少額の現金以外はできる限りホテルのセーフティボックスにおいておくか、防水ケースに入れて各自で管理しましょう。
クルーの紹介や船についての説明は出航前にありました。クルーはキャプテンを入れて4人。日本語が上手なクルーがいるので、英語が苦手でも問題ありません!
今回のガイドJamie(ジェイミー)さん
今回日本語対応スタッフとして私たちをガイドしてくれたのはクルーのJamieさん。雰囲気や話し方がなんとなくタレントのシェリーさんに似ていて、とても親しみやすい方です!
天国の海®サンドバーへ向けて出航!
いよいよ出航です。私たちが行った日は潮位が低く、最大の引き潮時だったとのこと。海にサンドバーがぽっかりと出現しています!
船内には、自由に飲めるドリンクが用意されていました。いつでも好きな時に飲むことができます。
シュノーケリングで海から上がった後は、ホットドリンクを飲んで体を温めると良いそうです。私も長時間海に浸かっていると少し冷えてきたので、ホットコーヒーを飲んで体を温めました。
ホットドリンク:コーヒー、紅茶、ホットチョコレート
軽食も用意されています。りんご、ポテトチップス、グラノーラバーがありました。嬉しかったのはスパムおにぎり。Jamieさんから「もし何も食べていなかったら、出来立てなのでどうぞ」と勧めてもらいました。これは一人1個までですが、なかなかのボリュームで大満足。美味しかったです!
天国の海®サンドバーに到着
15分ほどで天国の海®に到着!これがサンドバーか…!と気持ちが盛り上がります。
水の透明度は抜群に高くどこまでもキレイな海が目の前に広がります。太陽の光にあたりキラキラと輝く水面は、うっとりと見とれるほど美しく、「天国の海®」という呼び名にも納得です!
サンドバーへ降り立つ前に、2つの注意点を押さえておきましょう。
1.足元は裸足かマリンシューズ
サンドバーの上は裸足またはマリンシューズで歩きます。カネオヘ湾のサンドバーは自然保護区のため、流されてしまう恐れのサンダルは(その日の水位の高低に関わらず)履いていくことができません。私は足の裏が痛くなることはありませんでしたが、不安な方はマリンシューズを履いていきましょう。
2.落とし物はしない
サンドバーの生態系を壊してしまわないよう、サンダル以外にも小さなゴミひとつ落としてはいけません。気をつけたいのが指輪です。海の中では外れやすくなるので、船の中あるいはホテルに置いていきましょう。
いよいよサンドバーの上へ
天国の海®のサンドバーは、想像していた以上に美しい景色。360°どこまでも広がるエメラルドグリーンの海に白いサンドバー。ため息が出るほどキレイです。
サンドバー到着後は2時間の自由時間。シュノーケリングやSUP、写真撮影など、めいっぱいサンドバーでの時間を満喫しましょう!
私たちが乗ってきた船は、サンドバーに乗り上げないよう水位がギリギリのところに停められます。
いよいよサンドバーに降り立ちます。この日は最大の引き潮だったため、水深はすねあたり。沖にいるのに海の上を歩いているなんて、とても不思議な感覚です。
サンドバー上に浮かんだライブステージのような青色が目印のイカダは、アクティビティ用品を借りる所。ここで様々な遊び道具を借りることができます。
ライフジャケット・浮き輪各種(ドーナツ状、バー状など)、ボール各種、フリスビー、ZAYAK、SUP、メガSUPが借りられます。※数に限りがあります
最大の引き潮時でないと体験できない、完全に露出したサンドバーです!白い砂浜が広がっているイメージでしたが、実際は草のようなものも生えていて陸地みたいな感じです。
水がなくてカラッカラな部分も、足の裏が痛くなることはありませんでした。不安な方はマリンシューズを履いていきましょう。
サンドバーを徒歩で散策した後、海の真ん中でやってみたかったSUPを借りました。
初めてのSUPでしたが、浅瀬という安心感もあって意外と簡単に立つことができました!不安な方はライフジャケットも一緒に借りましょう。立たなくても座ってこくだけでも楽しめると思います。
慣れてくると、風を切って海面を進んで行く感覚がとても気持ちいい!うまくできない場合も、クルーの皆さんが丁寧に教えてくれます。
一通りSUPを楽しんだ後は、ドーナツ状の浮き輪を借りてきました。天国の海®でぷかぷか浮きながらサンドバーを眺めていられるなんて、本当に素敵なひとときです。
遊んでいたらあっという間に1時間経過。一旦船に戻ってシュノーケリングの準備をします。
※シュノーケリングは希望者全員、同じ時間にスタートします。
天国の海®でシュノーケリング
船に戻りシュノーケリングの説明を受けます。このまま船でシュノーケリングスポットへ移動するのではなく、浅瀬を歩きながら徐々に深いところへ潜っていくとのこと。
シュノーケリングのスポット間約15mの距離をライフジャケットを付けて泳げるぐらいの体力がある方が参加できます。
船でシュノーケリングマスクを受け取ったら(サイズが合うものをクルーが選んで渡してくれます)、すぐ近くに浮かんでいる道具レンタル用のイカダでライフジャケットを借りましょう。
海の中で緩まないように、ライフジャケットはきつめに着るのがポイント。不安な場合はクルーが装着を手伝ってくれますよ。
曇り止めスプレーしてもらったらシュノーケリングマスクを装着。これでシュノーケリングの準備は完了です!
天国の海®のシュノーケリングは、足ヒレを付けません。クルーのJamieさんの説明では、水中で進むときは平泳ぎの手の動きだけで十分。その他にもシュノーケリングのポイント、ここでのルールをいくつか教えてもらいました。
1.マスク装着時は口呼吸
シュノーケルマスクを付けた後はずっと口呼吸です。鼻呼吸をするとマスクが曇ってしまうので注意しましょう。
2.基本は泳ぎの姿勢
水中でライフジャケットを着用していると、体がプカプカと浮きます。立っている姿勢が一番流されやすく、写真や動画撮影に夢中になって、気づいたらコースから逸れてしまうこともあるそう。できるだけ体は横に、泳ぎの姿勢を心がけましょう。
3.ハンドサイン
遠くの人とやりとりするための簡単なサインを教えてもらいます。監視員から「大丈夫ですかー!?」と聞かれて問題がない場合は、両方の指でOKサイン、またはグッドサインを作って見せましょう。
4.サンドバーの縁に沿って泳ぐ
三日月形にカーブしているサンドバー沿いを潜る天国の海®のシュノーケリング。コースから外れてきたらクルーが声をかけてくれます。
5.ウミガメに近づきすぎない
ウミガメはハワイの「特別保護動物」なので、最低3m以上近づいてはいけません。もしウミガメの方から寄ってきた場合には、こちらからは手を出さず、そっと距離を取って見守りましょう。
シュノーケリングのコツと天国の海®でのルールを覚えたら、いよいよ海に入っていきます!
イカダ(レンタル小屋)のすぐ先から水深が深くなっているので、そこからシュノーケリングをスタートさせます。日の当たるで水の中はキラキラしてキレイ。
サンドバーの縁に沿って泳いでいきます。
クルーが餌を撒くと、魚がたくさん寄ってきました!
海中でクルーが餌を手渡してくれたので、私も撒いてみました。すぐ側まで色鮮やかな熱帯魚が集まってきました!
遠くのほうに目をやると、優雅に泳ぐウミガメを発見!
透明度が高い海はやっぱりとてもキレイです。
熱帯魚にウミガメに、海の生き物がたくさん見られて大満足!
スタッフから合図があったらシュノーケリング終了です。1時間はあっという間に過ぎてしまいました!
船に乗る前に、真水入りのタンクをかけ湯のように使って海水を洗い流しましょう。
暖かいハワイでも、長時間海に浸かっていると少し冷えてきます。船に用意されているホットドリンクで体を温めることにしました。
帰港
楽しい時間はあっという間、港へ戻ります。
潮の満ち引きの周期はおよそ半日、平均約12時間25分で干潮と満潮を繰り返します。1日は24時間なので、満潮と干潮の時刻は毎日約50分ずつ遅れることになります(例えば、今日の満潮時刻が12:00ちょうどだった場合、次の日の満潮は12:50分頃にやってきます)。
今日のように午前が引き潮と重なる日もあれば、午後が引き潮となる場合もあります。
チップは下船時にチップボックスに入れるか、クルーに手渡します(ツアー料金の10%〜15%が目安です)。今回は8割くらいの参加者がチップを支払っていましたが、皆さん10ドル札や20ドル札を出している方が多い印象でした。
10分ほどで港に到着。最後まで親切なクルーの方々とJamieさんに見送ってもらいました!
帰りのバスは行きと同じ。ドライバーさんもとってもフレンドリー。
バスに乗る前にトイレタイムがありますが15分しかないので、トイレでの着替えはおすすめできません。私は着替えずにタオルドライした水着の上から服を着ました。他の参加者の方も、ほとんどが着替えていませんでした。
もし水着が濡れている場合は、座席シートにタオルを敷いて帰ることになります。帰りのバスは、クーラーが効いているので、体拭き用とは別に大判のタオルを準備して、体にかけておくと寒さ対策ができるのでおすすめです。
またカーディガンやパーカーなどの上着を一枚用意しておくと良いかもしれません。
楽しくてはしゃぎ過ぎたのか、帰りは寝ちゃいました。
キャプテンブルース 天国の海®シュノーケリングツアーに参加した感想
ここからは、キャプテンブルース天国の海®シュノーケリングツアーに参加して感じた注意点や良かった点をお伝えします。
大満足のキャプテンブルース天国の海®シュノーケリングツアーでしたが、事前に注意点を把握してもらえると、参加してから困ったということにならないと思います。
キャプテンブルース 天国の海®シュノーケリングツアーの注意点
【注意点1】潮の状況によりサンドバーの表情が異なる
今回は、基本的には膝よりもやや下ぐらいの水深で、場所によっては完全に露出したサンドバーが見られました。
天国の海®があるサンドバーの潮位は、だいたい0cm~1メートルくらい。時期は関係なく場所や時間帯によって常に変動しています。その日の状態を見て、サンドバーを楽しめる場所にボートを停泊するとのことです。
潮の状況によって異なる表情のサンドバーが見られるため何度行っても感動すると言われるサンドバー。いつの時間帯でも異なる表情を持ち、キレイな景色が楽しめることが特徴です。
なお、下記の参考サイトを参照して潮位を事前に確認することもできます。
ただし、自然のものなので予報通りに行かないことがあります。
参考サイト:tide forecast.com
【注意点2】待ち合わせ場所が混雑している
今回私たちがピックアップしてもらった待ち合わせ場所は、他のツアーのバスも次々にやってくるスポット。どれが自分たちの送迎車なのか、ちょっと見ただけではわかりません。
「キャプテンブルース」と書かれたボードを持ったスタッフの方が降りてきてくれますので、そちらのほうへ向かいましょう。焦らずに待っていれば大丈夫ですよ。
【注意点3】レンタカー利用時は要注意
港には無料の駐車場がありますが、週末は混雑することがあります。駐車スペース以外で駐車した場合、レッカー移動されることもあります。また、道に迷った、混雑などの理由で集合に間に合わない場合は自己責任になり、返金されず全額キャンセルチャージとなります。
レンタカーの場合も、バスでの送迎の場合もツアー代金は変わらないので、送迎時からのツアー参加がおすすめです。
【注意点4】帰港後、バスに乗るまでの時間が短い
帰港後、送迎バスに乗るまでの時間は15分とあまり長くありません。バスの出発時間は決まっているので、トイレでの着替えはおすすめできません。帰港するまでにしっかりとタオルドライして、その上から服を着ておきましょう。
キャプテンブルース 天国の海®シュノーケリングツアーの良かった点
【良かった点1】天国の海®︎ サンドバーでの景色が神秘的ですごくキレイ
海の真ん中にあるサンドバーを歩く体験はこのツアーならでは。360度透明な海に囲まれた景色は、太陽の光でキラキラしていてとてもキレイで写真や動画にも、思い出にも残っています。
しかも今回は、滅多に見ることができない完全に海水から露出したサンドバーも見ることができてラッキーでした。
【良かった点2】泳ぎが苦手でも楽しめる
このツアーでは浮き輪やSUPボードなどさまざまなアイテムを無料で借りることができるので、泳がなくても浅瀬で思う存分楽しむことができます。
またシュノーケリングでは、いきなり深いところに入ることなく、足が着くポイントから徐々に潜って行けるため、初心者でも安心して楽しめると思いました!
【良かった点3】ウミガメに出会えた
野生のウミガメに出会えたのはとても嬉しかったです。人を怖がらないのでウミガメの方から近づいてくれることもあるみたいですよ!ただしウミガメはハワイの「特別保護動物」。最低3m以上近づいてはいけないルールになっています。ウミガメの方から近づいてきた場合も、できるだけ距離を取って見守りましょう。
【良かった点4】ホスピタリティ溢れるスタッフ
キャプテンブルース天国の海®のツアーは、スタッフの対応がみなさん素晴らしかったです。シュノーケリングは常に隅々まで目を配って見守ってくれているため、安心感がありました。またSUPをしたかったけれどすべて使われていた時は、スタッフの方が長時間使用している人に声掛けしてくれて全員が楽しめるように配慮してくれました。
【良かった点5】温かい飲み物の提供がある
海からあがった後は意外と体が冷えてしまうことも。海風が強い時は肌寒いと感じる時があるので、温かい飲み物があるのはとっても嬉しかったです。メニューはコーヒー、紅茶、ホットチョコレートがありました。
キャプテンブルース 天国の海®シュノーケリングツアーで準備するもの
基本の持ち物
・水着
港に着いてから出航するまでの時間が短く、港のトイレには個室が少ないため、ホテルから服の下に着用して行きましょう!
・タオル
ハワイの温暖な気候でも、海から上がると体は冷えるもの。体温を下げないために、すぐにタオルで水分を拭き取る必要があります。帰りはタオルドライした水着の上に服を着て帰ることになるので、しっかりと水をふくことができる薄手の大判タオルがおすすめです。また、帰りのバスで体を温めるために2つ準備するのがおすすめ。ホテルのビーチ用のタオルが借りられる場合は、そのタオルを持ってくと旅行時に荷物が増えずに良いです。
・日焼け止め
船の上は日差しが強いため、日焼けが気になる人は日焼け止めが必須です。シュノーケリングで海に入るため、ウォータープルーフタイプのものがおすすめです。今回私は、サンゴに優しい日焼け止めというのを使ってみました!
・酔い止め
今回、私は船酔いしませんでしたが、船酔いすると自覚している人は事前に酔い止めを飲んでおきましょう。万全の体調で天国の海®を楽しみましょう!
借りられるもの
・シュノーケリング器具一式
シュノーケリングに必要な、ライフジャケット、シュノーケルマスクは借りることができますが、フィンはありません。度付きのシュノーケルマスクは数に限りがあるので、予約時に問い合わせてみましょう。
・浮き輪
ドーナツ型とバー状の浮き輪を借りられます。
・SUP、メガSUP
一人用のスタンドアップパドルボード(SUP)と、二人以上で乗れる大型のメガSUPが借りられます。
・ZAYAK
底が透明になっており、海中が見える海ゾリ。こちらは小さな子ども専用となります。
・フリスビー、ボール各種
フリスビーやボールも借りることができます。
準備しておくと良いもの
・水中カメラ(GoPro)
水中写真を綺麗に撮るには、やはり専用のカメラがあった方がベター。撮りたいと思った瞬間を狙えるよう、事前に使い方をしっかり把握しておきましょう!
・防水ケース
完全防水タイプのスマホでも「海水はNG」という場合があります。精密機器であるスマホ本体は、機種を問わず防水ケースに入れることをおすすめします!また貴重品を入れるのにも役に立ちます。
・羽織るもの
海からあがった直後など、船上は海風が寒いと感じる場合もあります。私は寒さを感じませんでしたが、念のため簡単に羽織れる上着があれば良いと思いました。
・サングラスや帽子
日差しが強いので、サングラスや帽子をかぶっている人もいました。
・マリンシューズ
私の場合は痛みを感じませんでしたが、サンドバーの上を歩くので心配の方はマリンシューズを準備すると良いと思いました。
まとめ
天国の海®と呼ばれていることが納得の美しさ!サンドバーでは、海の真ん中歩くことができるという神秘的な体験でした。
シュノーケリングではカラフルな魚たちやウミガメの中、思う存分ハワイの海を満喫することができました。
サンドバーの美しさやアクティビティの楽しさ、スタッフさん達のホスピタリティの高さは、日常を忘れられるとても楽しくて思い出に残る貴重な時間を過ごすことができます。
カネオヘ湾でシュノーケリングやSUPなどで思いっきり遊んだり、写真を撮影したい方には、一番大きくて広いサンドバーに行くことができる、キャプテンブルース天国の海®︎シュノーケリングツアーがおすすめです。
FAQ
Q.天国の海®とはなんですか?
A.天国の海®はオアフ島の東に位置するカネオヘ湾沖にあり、ワイキキから車で1時間弱。カイルアビーチまで車で約20分の位置にあります。サンドバーの中でも一番広いサンドバーを楽しむことができる場所を、「天国の海®」とキャプテンブルースが名付け商標登録をしています。
Q.天国の海®と天使の海の違いはなんですか?
A.ツアーを催行する会社によって呼び方が変わります。どちらも目的地は同じサンドバーとなりますが、ツアー会社によってボートの停船する場所とツアーを行える場所が異なります。
Q.サンドバーとはなんですか?
A.サンドバーとは海流によって運ばれた砂などが堆積した場所のこと。天国の海®ツアーで行くカネオヘ湾のサンドバーは、長い時間をかけて削られたサンゴによってできたものです。
Q.午前ツアーと午後ツアーの違いはなんですか?
A.ツアーの内容は午前と午後で同じです。午前中が引き潮になる日もあれば、一番海面の水位が低くなるのが午後という日もあります(自然のものなので、完全に一致することはありません)。
アクティビティ自体も同じですが、午前と午後それぞれの時間帯で以下のような特色があります。
午前出発のため午後からの時間を自由に使えるという点も人気です。7月、8月または9月最終週にだけ実施される早朝ツアーは引き潮となることが多いため、水位が低い状態のサンドバーを体験できる可能性が高くなります。風も少なく日差しも穏やかなため、とても快適に過ごせます。午後の時間を観光に当てたい方は、午前ツアー、早朝ツアーがおすすめです。
朝はゆっくり過ごしたい、またはダイヤモンドヘッドで日の出を見られるツアーなど早い時間帯限定のアクティビティへ参加予定の方には、午後のツアーがおすすめです。
軽食類(スパムむすびやグラノーラバーなど)は、午前ツアー・午後ツアーどちらも同じように準備してもらえます。
Q.水位が高くてもサンドバーは見れますか?
A.潮位に関係なくサンドバーは見ることができます。天国の海®のサンドバーの水位は、全く水がない状態(0cm)から腰あたり(1m)まで。景色の違いはありますが、変わらず楽しむことができます。カネオヘ湾の潮汐情報はこちらからご確認いただけます。
参考サイト:tide forecast.com
Q.英語が苦手でも楽しめますか?
A.日本語が話せるスタッフもいるので英語ができなくても楽しめます。
Q.天気は雨でも実施されますか?
A.多少の雨であれば決行されます。強風や悪天候の場合はキャプテンの判断で中止となる可能性があります。
Q.おすすめ のシーズンはいつですか?
A.オールシーズン楽しめるのが特徴です。もし寒い場合は、温かい飲物や無料でウェットスーツ、ブランケットの貸出しもあります。
Q.食事や飲み物の持ち込みは可能ですか?
A.どちらも可能です。飲み物は缶入りの物のみ可能で、瓶は持ち込み不可となります。船内には無料のスナック・ドリンクの用意があるので、そちらを利用することが可能です。
Q.アルコールの持ち込みは可能ですか?
A.缶入りの物のみ可能です。ただし、飲酒後シュノーケリングの参加はできません。※アメリカでの飲酒は21歳からとなります
Q.免責同意書の提出期限(ツアーの48時間前まで)が過ぎてしまいました。ツアーに参加できませんか?
A.乗船前に免責同意書にサインをすれば参加は可能とのことですが、ツアー運行がスムーズにいくように、なるべく事前の提出をしましょう。ハロアクでは、予約確定後にお客様へご案内する送迎場所、送迎時間とともに免責同意書のURLをハロアクのチャットからご案内しています。
Q.免責同意書は印刷せずにスマホ画面の提示でも大丈夫ですか?
A.事前にオンラインで提出が完了している場合は、当日印刷またはスマホ画面での提示の必要はありません。
Q.お迎え時は名前を呼んでくれますか?
A.名前は呼んでもらえません。キャプテンブルースと書かれた案内板を持ったスタッフの方が送迎バスの入り口に立っているので、参加者の名前を伝え名簿に載っているか確認してもらいます。
Q.泳げなくても楽しめますか?
A.サンドバーは浅瀬なので楽しむことができます。シュノーケリングは、基本的にシュノーケリングエリア間(15m)を往復できる体力のある方が対象となります。泳ぎが苦手な方は、ライフジャケットを着用して浅いエリアで練習ができるので、それから判断することもできます。
Q.子どもがいても参加できますか?
A.子どもも参加可能です。1歳以下は無料です。
Q.船にトイレはありますか?
A.船に簡易トイレが1つついています。港にもトイレがあるので、できるだけツアー前に済ませておくといいでしょう。
Q.港か船で着替えはできますか?
A.行きは服の下に水着を着て行きましょう。帰りに着替えをするのであれば港のトイレとなりますが、あまり清潔とは言えません。バスの時間が決まっていますので、タオルドライをした水着の上に服を着て帰りのバスに乗り込みます。
Q.無料貸出しアイテムは予約できますか?
A.度付きのシュノーケルマスクとZAYAKは事前リクエスト可能なので、使用したい場合は予約時に問い合わせてみましょう。
Q.貸出機材の衛生面は大丈夫ですか?
A.使用した器材はクリーニングして清潔に保たれています。
Q.珊瑚に触れても大丈夫ですか?
A.珊瑚の上には行かない、乗らない、立たない、触らないが原則です。珊瑚を壊さないようにする必要があります。
Q.日本から持参した日焼け止めを使用しても問題ありませんか?
A.使用はできますが、事前に成分をチェックしたり現地で購入するのがおすすめです。
2021年に、サンゴやプランクトンなど海の生態系を守る法律「サンスクリーン法」が施行されたハワイ州。現地では環境に悪影響を与えるといわれる「オキシベンゾン」「オクチノキサート(日本では「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」とも)」が含まれた日焼け止めは販売・流通ともに禁止されています。
ハワイの海を守るため、環境にやさしい成分の日焼け止めを使用しましょう。
口コミ
過去にキャプテンブルース 天国の海®シュノーケリングツアーに参加された方の口コミを抜粋してご紹介します!
2023年に参加された方の口コミ
大満足のツアーでした!景色、アクティビティ、スタッフの方の雰囲気すべてがよかったです!綺麗なサンドバーに癒されました。
ボートから2匹、シュノーケリングで1匹海ガメを見ることができてテンションが上がりました!シュノーケリングは初めてでしたが、スタッフの方がしっかりと見ていてくれていたので安心してできたのがよかったです。
5つ星評価:★★★★★(満点)
素敵なツアーでした。問い合わせの時点からとても親切かつスピーディーに対応していただきました。
当日は、天候があまり良くなかったものの海の水は透明で透き通っていてシュノーケリングも沢山のお魚が見ることができてよかったです!
シュノーケリングでは、ウミガメは見られなかったのですが帰りのボートで2匹見られました!英語が話せないのでとても不安でしたが、日本語を話せる方もおりスタッフの方もとても優しき方達だったので安心して楽しめました。
5つ星評価:★★★★★(満点)
予約もスムーズで当日も問題なく参加でき、最高に楽しいツアーでした!!一度は参加するべきツアーです。
5つ星評価:★★★★★(満点)
天気は良くなかったが、シュノーケリングしながらウミガメやサンゴ礁を楽しむことができた。天候が良くなくても、楽しめる内容だった。
5つ星評価:★★★★★(満点)
船酔いしていないか、楽しめているか、と気にかけてくれて、親切だった。自分はシュノーケリングの時に泳げなかったため、スタッフは付き添いでシュノーケリングをサポートしてくれた。
5つ星評価:★★★☆☆(3点)
2歳の娘との参加でしたが、スタッフさんがとても気遣ってくださり娘も私たちもとても楽しい時間を過ごせました!また日本語を話すスタッフさんがいたのも心強かったです。
5つ星評価:★★★★★(満点)
*この記事は2023年6月時点の情報に基づいております。最新情報はHello Activityにてご確認ください。