カネオヘ湾内に広がる天使の海・白い砂浜サンドバーを体験できるツアーに参加してきました!
まるで海の真ん中に立っているような、とてもきれいで不思議なサンドバー体験。色鮮やかなお魚と一緒に泳ぎ、ウミガメにも遭遇したシュノーケリング。焼き立てお肉のハンバーガーを頬張った船上ランチなど、楽しい思い出がたくさんできた今回のツアー。
この記事では天使の海ピクニックセイルツアーに参加した感想や注意点、あると便利なおすすめの持ち物をまとめました。
ハワイ旅行で天使の海へ行く計画を立てている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
天使の海ピクニックセイルツアーとは?
オアフ島の東に位置するカネオヘ湾。ここにはバリアリーフに守られた遠浅の海「天使の海」が広がっています。
サンゴ礁に囲まれ透明度の高さを誇る天使の海と、そこに浮かび上がるサンドバーの絶景、さらにウミガメクルーズやシュノーケリングも楽しめる今回のツアー。素敵な行程がぎゅっと詰まっています!
ガイドブックやテレビ、SNSで度々取り上げられる大人気のサンドバーはハワイ旅行でぜひ押さえたいスポットです!
サンドバーとは?
サンドバーとは海流によって運ばれた砂などが堆積した場所のことで、日本で言う「砂州(さす)」に当たります。干潮のわずかな時間のみ海の中心にサンドバーが姿を現わすことから、幻の砂浜や幻の島とも呼ばれています。
カネオヘ湾のサンドバーの歴史は古く、太古の昔(1億年前ともいわれています)に地震による地殻変動で海底火山の噴火口が隆起したところから始まります。
隆起した部分には長い年月をかけて砂が堆積し、その上に白化したサンゴの死骸が積み重なっていきました。時間の経過とともに、サンゴだったものは少しずつ白く小さな粒へと姿を変えてき、現在の美しいサンドバーが形成されたといわれています。
ハワイで唯一のサンドバーを持つカネオヘ湾は、全米最長最大のサンゴ礁が広がる場所としても知られています。各国の研究機関から重要な場所として認識され、大切に保護されています。
そのため、1日に訪問できる人数が制限されており、ハワイ州から認定を受けたツアー会社を通じてのみ立ち入ることが許されるとても貴重なスポットなのです。
サンドベーへのツアーは、それぞれ含まれるアクティビティや食事、船を停泊する場所に違いがありますが、今回私が天使の海ピクニックセイルツアーを選んだ理由は4つあります。
②絶景の中ランチを食べられる
③シュノーケリングもできる
④ボートに日本語対応ガイドが乗船
天使の海ピクニックセイルツアーを選んだ理由
天使の海ピクニックセイルツアーを選ぶ決め手となった理由を、さらに詳しくご紹介します。
【理由1】サンドバーの絶景が楽しめる
海の中に、干潮時にだけ現れるエメラルドグリーンのサンドバー。潮位によってはソーダ色のような浅瀬とのコントラストも楽しめるそう!
視界の全て、見渡す限りを海に囲まれた「海中にあるビーチ」のような不思議な環境で、まるで海の上を歩いているみたいな絶景体験ができます。
【理由2】絶景の中ランチを食べられる
エメラルドグリーンに輝く天使の海を眺めながら、ハンバーガーやフレッシュフルーツなど、おいしいランチを食べられるのはとても贅沢な時間!
船の上でバーベキューグリルを使ってハンバーガー用のお肉を焼いてくれるので、焼きたてを楽しめます。
【理由3】ウミガメクルーズやシュノーケリングもできる
珊瑚礁に囲まれたカネオヘ湾・天使の海は、ウミガメをはじめとした海の生き物が数多く生息する場所でもあります。
サンドバーの絶景を楽しんだ後は、船上でウミガメを探しながらクルージング。大きなサンゴがあるポイントまで移動し、シュノーケリングを楽しむことができます。サンゴの近くに集まる魚はもちろん、運が良ければサンゴの穴でくつろぐウミガメの姿を見られるかも!
【理由4】ボートに日本語対応ガイドが乗船
天使の海のサンドバーや珊瑚礁は自然保護区内にあるため、アクティビティ開始前にガイドから様々な説明があります。また、船で沖合に出る際にも安全面に対するレクチャーをしてくれます。
大事な説明を聞きもらさないように、それら全てを日本語で解説してもらえるのはとても安心!
※送迎は英語のみの対応(ボートには日本語ガイドが乗船してくれます)
▽今回参加した天使の海ピクニックセイルツアーの情報(2023年6月現在)
参加オプショナルツアー名:絶景大満喫♪天使の海ピクニックセイル/サンドバーシュノーケル&ウミガメクルーズ【ランチ付き】
参加費用:169ドル/人
集合場所:ワイキキ指定ホテル
(イリカイホテル、アンバサダーワイキキ、シェラトンワイキキ、ハイアットリージェンシー、アロヒラニリゾート、ワイキキビーチマリオット)
※各ホテルによって集合場所が「ホテル正面」や「ロビー」など少しずつ違うので、申し込み時に確認しておきましょう!
開催時間:9:10〜15:30
所要時間:約6時間
料金に含まれるもの:往復送迎、日本人ガイド、シュノーケル用具、ライフベスト、ランチ、飲み物
料金に含まれないもの:チップ(ツアー料金の10%が目安)
天使の海ピクニックセイルツアーの体験内容
ここからは実際の天使の海ピクニックセイルツアーの体験を紹介していきます。今回は以下のようなタイムスケジュールでした。
09:30 シェラトンワイキキ集合
10:30 出航
11:00 天使の海・サンドバー到着
12:00 ランチ
13:00 ウミガメクルーズ・シュノーケリング
14:30 帰港
15:30 ホテル到着
\体験レポは記事の続きをチェック!/
シェラトンワイキキでピックアップ
天使の海ピクニックセイルツアーでは、ワイキキエリアの指定ホテルまで送迎バスが迎えに来てくれます。
今回私たちが集合したのは、シェラトンワイキキのAloha Landing観光バス乗車場。
待ち合わせ時刻の9:30近くになり、大型の観光バスが到着。が、他のツアーのバスも続々と入ってくるため、どれが今回の送迎バスなのか少し迷います。
バスから降りてきたスタッフさんが参加者名簿を読み上げてくれたので、自分の乗るバスがわかりました。よく見たらスタッフTシャツに「天使の海」の文字!この服装を目印にしても良いかもしれませんね。
50名くらいが乗れるバスでしたが、車内はすでに乗客でいっぱい!日本人のほかにも、聞こえてくる会話の様子から英語圏や他の国から来た方も多い印象でした。
これからオアフ島の北東部にあるカネオヘ湾、天使の海へと向かいます!ワイキキのハワイらしい町並みを通過して、徐々に山のほうへと入っていきます。
通過まで数分かかる長いトンネルを抜けると、車窓には山々がそびえ立つ大迫力の風景が現れました!トンネルに入る前と出た後では、景色が全く違います。
ワイキキを出発してから1時間ほどですが、きれいな景色の移り変わりを見ていたからか、思っていたよりもすぐに到着しました。
港に到着
ヘエイア・ケア・ボートハーバーに到着。港の駐車場から船乗り場まで5分くらい歩きました。
船乗り場のトイレは大行列!私は中に入りませんでしたが、女性用は個室が3〜4個ほどしかないとのこと。列に並んで水着を着替えている時間はほとんどないので、ホテルを出る際に服の下へ着ていきましょう。
※バスを降りてすぐのところにもう1箇所トイレがありますが、こちらも個室は少なめとのこと。余裕を持って行動するために、水着は予め着用していくことをおすすめします。
今回私たちが乗るのは、15m〜20mはある大きなカタマラン(双胴船)。65名乗りだそうです。
乗船する船は2艘あり、日本語希望の乗客と英語希望の乗客に分かれてそれぞれ乗船します。
乗船前に靴を洗ったり脱いだりするルールは特にないので、そのままの格好で船の中へと進みます。
乗船したら好きな席に座りましょう。ここで選んだ席が、荷物を置いたりランチを食べたりする際の「自分の席」となるので、進行方向正面や日陰の席など、好みに応じて良いスポットを確保したいところです!
席は船内と外のどちらを選んでもOK。外の席は収納ベンチで、座席部分を開くと荷物を入れられるようになっています。鍵は付いていないようでした。
私の座った船内の席には収納スペースがないので、荷物は席の上へ置きます。荷物は貴重品も含めて全て自己管理となります。チップ(ツアー料金の10%が目安)と、アルコールを購入する程度の少額の現金のみを持っていけば困ることはありません。
船内にはトイレもありますが、コンパクトなつくりなので着替えには向かないかもしれません。
船のトイレは使い方が特殊な場合が多いので、クルーの説明はしっかり聞いておきましょう。今回のトイレは、レバーを押したり引いたりしながら流すタイプ。とても詰まりやすいため、トイレットペーパーは別途ゴミ箱に捨てます。
天使の海へ出航!
いよいよ天使の海へ向けて出航。カタマランは2つの船体で船を支えているので、安定性があるのが特徴です。実際、強い揺れは感じませんでした。乗り物酔いしにくい方は事前に酔い止め薬を飲んでおくとより安心です!
今回のガイドYukikoさん
今回私たちをガイドしてくれるのはYukikoさん。日焼けした肌に輝く笑顔が素敵な、とてもハキハキとした女性です。様々な説明を時折冗談を挟みながらしてくれるので、マリンアクティビティが初めてで緊張している方もリラックス。船内は終始和やかなムードでした。
船内のクルーはYukikoさんとキャプテンを入れて全部で4名。Yukiさんと言う方もいるので、「名前を間違えたら怒るよ!」と言われました(笑)
船内ではソフトドリンクは飲み放題。カウンターでクルーに飲みたいものを伝えると手渡してもらえます。
アルコールは1つ8ドルで提供されており、最後にまとめて清算します。支払いは現金、またはクレジットカード(Visa・Master Cardの2つのみ)でしますが、クレジットカードでの清算は3つ以上の注文からとなります。
アルコールオーダー時は、パスポート情報の提示が必要です。原本ではなくコピー、もしくは原本を撮影した写真で大丈夫です。
※海に入る際は、アルコールの摂取には十分に気をつけましょう!飲酒後はシュノーケリングに参加することはできません。
無料のスナックは自由に食べられます。港からサンドバーまでは約10分、サンドバー散策の後はすぐにランチなので、午後のシュノーケリングが終わったタイミングで食べるのがいいかも!
天使の海サンドバーに到着
出航からサンドバーのある天使の海までは10分ほど。船やクルーの紹介、シュノーケリングの説明を聞いているうちにあっという間に到着です。
夢にまで見た天使の海、サンドバーがすぐそこに!嘘みたいに美しい景色が目の前に広がっていて感動です!
Yukikoさんが教えてくれたサンドバーで気をつけることは以下の4つ。
1.裸足で歩く
サンドバーは自然保護区なので、後で海のゴミとなってしまうものは一切落としてはいけません。流されてしまう危険性のあるサンダルは船で脱いでいきましょう。
マリンシューズは履いていってもOKですが、靴の中に砂が入り込むと痛いので、やはり裸足が良いとのことでした。
2.指輪は落とさないように
今回、新婚カップルが何組かいましたが、結婚指輪や婚約指輪も実は気をつける物の一つ。指輪は海の中で外れやすいので、心配な方はホテルに置いていきましょう。
3.深いところへは行かない
サンドバーは浅瀬になっていますが、サンドバーを越えた先は通常の沖合の深さ。油断しているとドボン!といってしまいます。色が濃くなっているところが深いところなので、サンドバー散策中は、色が薄いところで楽しむようにしましょう。
4.クラゲに注意
天使の海のサンドバーにはたまにクラゲも出没するとのこと。今回私は見かけませんでしたが、見かけたら触らずに、すぐにクルーへ伝えましょう。
いよいよ天使の海のサンドバーの上へ
裸足になったら、いよいよ天使の海のサンドバーへと降り立ちます。カタマランの真ん中から海に向かって下りている階段を下っていきます。
ついにサンドバーの上に!!船に乗って沖合まで来ているのに、海の深さが腰あたりまでしかありません。海の上を歩いているような不思議な感覚です。
もう少し進むとだんだんと水の深さが浅くなってきました。
この時の潮位は中程度。砂浜は出現しておらず一番浅いところで太ももくらいでしたが、ソーダ色の海に囲まれた景色はまるで夢の中にいるようでした。その日その日の絶景があるのも神秘的ですね!
天使の海でのサンドバーの滞在時間は1時間ほど。散策やシュノーケリング、水上バレーボールを楽しめます。
私は散策しながら絶景の撮影を開始!
シュノーケルをする場合は、浅瀬なので初めて体験する人でも安心。透明度が高いので、シュノーケリングセットがなくても魚を見ることができました!
サンドバーの砂は、サンゴが削られてできたものなので、通常の砂に比べると少し粗め。サンドバーから上がった後は、余計な角質が取れて足の裏がツルツルになるとか!
360°海に囲まれていますが、西側には雄大にそびえる山々も見えます。一番目立つ山はコオラウ山脈。『ジュラシック・パーク』の撮影などで有名なクアロア牧場があるところです。
遠くに見えるポコンとした形の小さな山は通称「チャイナマンズハット」と呼ばれている山。特徴的な形がよくわかるアングルで見られました!
行きは少しだけ通り雨に降られましたが、お天気に恵まれ空はハワイらしい快晴!海からの水蒸気でできた雲が滞留しやすいのか、高い山の上にはいつも雲がありました。
突如サンドバー上にバレー用のネットが張られ、ウォーターバレーがスタート!Yukikoさん曰く「ウォーターバレーは勝手にやっているから勝手に参加して〜」とのことでした。
夢のような光景をうっとりと散歩をして写真を撮っているうちに、船から良い匂いがしてきました。
ランチタイム
サンドバーから上がった後は、お待ちかねのランチタイム。
先ほどの良い匂いの正体はこれ!船上でハンバーガーのお肉を焼いていました。1枚が大きい!
ランチはビュッフェ式。ハンバーガーのバンズとお肉、チーズを最初にプレートへ乗せてもらって、レタスやトマト、玉ねぎなどの具材は自分で選んでいきます。
メニューは、ハンバーガーの他に、ベイクドビーンズ、ポテトチップス、フルーツポンチなどがありました。
ランチを食べる場所は、基本的には最初に決めた「自分の席」。その日の参加人数によって席に余裕がある場合は、好きな場所へ移動して食べられます。
焼きたてのお肉はとっても美味しい!大きくても厚みがそんなにないので、ペロリと食べてしまいました。お代わりも自由なので、ダブルバーガーにする人も!
この絶景を眺めながらのランチはとても贅沢!屋外での食事は美味しいものですが、天使の海で食べるご飯は格別です。
ランチタイムは1時間ほど。その後は、ウミガメクルーズとシュノーケリングスポットまで船で移動します。
ウミガメクルーズ
天使の海のサンドバーから5〜10分ほど船で移動したポイントで、船上からウミガメクルーズをします。
この辺りで見られるのはアオウミガメ(グリーンシータートル)。ウミガメの天敵であるサメが珊瑚礁の壁で入ってこれないため、たくさんのアオウミガメがいるそうです。
ボートの上からウミガメを探します。ボートに乗っている時の方角の示し方は時計の針と同じで、正面12時、右3時、後ろ6時、左9時。クルーがこの伝え方でウミガメがいる方角を教えてくれます。
遠くに小さくウミガメが見えました!尻尾が長いのがオスで、短いのがメスなんだそうです(かなり距離があるので見分けるのが難しい!)。
10分ほど船の上からウミガメウォッチングをしたら、次はいよいよウミガメと一緒にシュノーケリングです。
シュノーケリング
シュノーケリングは、フローティングベスト(ジャケット)、フィン、シュノーケルマスクの順に装着していきます。
ベストは3点で止めて、少しきつめに着るのがポイントです。不安な場合はYukikoさんが装着を手伝ってくれますよ。
ベストを着たら、次はフィンを履きます。
シュノーケルマスクは、消毒済みでバケツの中に入っています。曇り止めスプレーがあるので、まずはそれを内側に軽くスプレーして、手でざっと広げましょう。
マスクを付ける際は、髪の毛が入り込まないように注意!風上の方に向かって付けるとやりやすいですよ。
シュノーケルマスクのチューブは「アイウ」で咥えます。口を「ア」の形にして入れて、「イ」で咥え、「ウ」で閉じます。マスクをつけたらあとは口呼吸。鼻呼吸をしてしまうと、マスクが曇ってしまいます。
これでシュノーケリング準備は完了です!バー状の浮き輪が借りられるので、泳ぎに自信がない人は持っていきましょう。
天使の海でシュノーケリングをする前にYukikoさんからレクチャーが行われます。いくつかのポイントを押さえておきましょう!
1.基本は泳ぎの姿勢
水中でフローティングベストを着用していると、体がプカプカと浮いてきます。立っている姿勢が一番流されやすく、写真や動画撮影に夢中になって、気づいたらコースから逸れてしまうこともあるそう。できるだけ体は横に、泳ぎの姿勢を心がけましょう。
海中での泳ぎ方は、手は平泳ぎ、足はバタ足です。
2.サイン
遠くの人とやりとりするための簡単なサインも教えてもらいました。クルーから「大丈夫ですかー?」と聞かれて問題がない場合は、両方の指でOKサインを作って見せましょう。手を振ってしまうと「助けて」のサインになるので要注意!
3.大きなサンゴを一周しながら泳ぐ
とても大きさなサンゴに沿って、ぐるっと一周するのが天使の海でのシュノーケリング(一周するのにかかる時間はなんと約15分!)。壊してしまう恐れがあるので、サンゴの上を泳ぐのはNGです。
サンゴの上には、「行かない・立たない・乗らない・触らない」。天使の海でのルールはしっかり守りましょう!
4.ウミガメに近づきすぎない
ウミガメはハワイの「特別保護動物」。3m以上近づいてはいけないルールになっています。
※ウミガメの方から近づいてきた場合も、できるだけ距離を取って見守りましょう。
シュノーケリングのコツと天使の海でのルールを覚えたら、海に入ります!
天使の海はやっぱり透明度が高い!海水が澄んでいるので、海の中の景色がとてもきれい。
天使の海にはいろいろな種類のお魚が泳いでいます。特にサンゴの近くにはたくさんいます!
少し明るい部分がレクチャーにもあった一周するサンゴ。正面から見ただけではどのくらいのサイズかわからないくらい大きなサンゴです。
サンゴの穴の中にウミガメを発見!サンゴと甲羅の色が似ているので、しっかり見ないと気づかないかも?
シュノーケリングの時間は30分ほどありますが、それぞれのペースで自由に泳げます。途中休憩に船に戻ってもOK、好きなタイミングで終わりにしてもOKです。
クルーが参加者全員の状況を把握するため、休憩の場合は「休憩です」、終了させる場合は「終了です」と口頭で申告しましょう。
スタッフから終了の合図があったら、シュノーケリングはおしまい。海から上がって、真水のシャワーで海水を流しましょう。
暖かいハワイでも長時間海に浸かってると冷えてきます。船内には暖かい飲み物の用意もあるので、体を温めましょう。
帰港
シュノーケリング終了後、船は10分ほどで港に到着します。バスの出発時間は港に着いてからだいたい15分~20分後。水着の上から服を着られるよう帰港するまでにしっかりとタオルドライしておくのがおすすめです。
船を降りるところにチップボックスがあるので、そこに気持ちでチップを入れます。「チップの相場は10%ですが、50%でも100%でも大丈夫ですよ!」とYukikoさんが言っていました(笑)
夢みたいにきれいなサンドバーと可愛いウミガメ、見たことのない大きなサンゴなど、非日常感を思い切り満喫できた天使の海ピクニックセイルツアー。
「また参加したいな」と強く思いました。
天使の海ピクニックセイルツアーに参加した感想
ここからは、天使の海ピクニックセイルツアーに参加して感じた注意点や良かった点をお伝えします。
大満足の天使の海ピクニックセイルツアーでしたが、事前に注意点を把握してもらえると、参加してから困ったということにならないと思います。
天使の海ピクニックセイルツアーの注意点
潮の状況によりサンドバーの表情が異なる
今回は腰よりやや下ぐらいの水深で程よく水につかることができ、魚が泳いでいるのを見ることもできました!
天使の海のサンドバーの水位は、その日の潮位により足首〜膝下、膝〜腰、腰〜胸といった具合。満潮時に行った場合は、その日の干潮時から水位がプラス30cmになるとのことで、干潮時が腰位置だった場合、最大で胸のあたりまで水が来るイメージだそうです。
潮の状況によってサンドバーの楽しみ方は変わらないのですが、膝くらいの水深以下だと歩きやすく絵的にもちょうど良い感じです。サンドバーの絶景を狙うなら干潮がベスト。
下記の参考サイトを参照して潮位を事前に調べて予想を立てるのもおすすめです。
参考サイト:tide forecast.com
帰港後、バスに乗るまでの時間が短い
帰港後、バスに乗るまでの時間はあまり長くありません。このタイミングで着替える参加者も多くトイレが混雑する場合もあります。
バスの出発時間は決まっているので、船上のトイレで着替えを済ませておくか、水着の上から服を着られるよう帰港するまでにしっかりとタオルドライしておくのがおすすめです。
天使の海ピクニックセイルツアーの良かった点
海と山の絶景が楽しめる
天使の海はカネオヘ湾のサンドバーの中でも、海と山の景色がベストなポジションで楽しむことができました。クアロア牧場があるコオラウ山脈と、特徴的な形のチャイナマンズハットがしっかりと確認できて、ハワイの大自然を感じることができました!
サンゴを一周する経験ができた
何度かシュノーケリングをしたことはありますが、一つの大きなサンゴの周りを泳いだのは天使の海が初めて!何万年もかけて作られてきたサンゴ礁の偉大さを実感できました。
安全面への配慮が行き届いている
参加者全員で参加するブリーフィング(注意事項説明)は、しっかりと丁寧に説明してもらえて安全面にとても配慮していると感じました。
シュノーケリング時は、装備がきちんと付けられているかひとりひとりチェックしているので安心して楽しめました!またスタッフは日本人なので、気兼ねなくコミュニケーションがとれるので安心です。
ランチがすごく美味しかった
バーベキューグリルでの焼きたてパティから作ったハンバーガーは絶品!天使の海の絶景を眺めながら焼きたてのハンバーガーが食べられて、とても贅沢な気持ちになれました!
天使の海ピクニックセイルツアーで準備するもの
天使の海ピクニックセイルツアーでは、シュノーケリングに必要な基本的な器材を無料で借りることができます。事前に準備しておきたいものと一緒にご紹介していきますね。
基本の持ち物
・水着
港に着いてから出航するまでの時間が短いため港のトイレで着替える時間がなく、船のトイレも狭いため、あらかじめホテルで服の下に着用して行きましょう!
・タオル
ハワイの温暖な気候でも、海から上がると体は冷えるもの。体温を下げないために、すぐにタオルで水分を拭き取る必要があります。コンパクトに収納できる薄手の大判タオルがおすすめです。ホテルのビーチ用のタオルが借りられる場合は、そのタオルを持っていくと旅行時に荷物が増えずに済みます。
・着替え
天使の海を楽しんだ後、濡れた水着のまま送迎車に乗ることはできません。着替えは必ず持っていきましょう。帰港から送迎車出発までの時間は15分~20分程度のため、タオルドライした水着の上から着られる服がおすすめです。
・日焼け止め
船の上は日差しが強いため、日焼けが気になる人は日焼け止め必須。シュノーケリングで海に入るため、ウォータープルーフタイプのものがおすすめです。
・酔い止め
船酔いすると自覚している人は、事前に酔い止めを飲んでおきましょう。万全の体調で天使の海を楽しみましょう!
借りられるもの
・シュノーケリング器具一式
シュノーケリングに必要な、フローティングベスト、フィン、シュノーケルマスクは借りることができます。
・浮き輪
ドーナツ型ではなく、バー状の浮き輪を借りられるので、泳げない人や泳ぎが苦手な人も安心です。
準備しておくと良いもの
・羽織るもの
船上で海風が強いときがあるので、海から出た時に少し寒さを感じる人もいるそうです。薄手の羽織るものがあれば安心ですね。
・水中カメラ(GoPro)
水中写真を綺麗に撮るには、やはり専用のカメラがあった方がベター。撮りたいと思った瞬間を狙えるよう、事前に使い方をしっかり把握しておきましょう!
・防水スマホケース
完全防水タイプのスマホでも「海水はNG」という場合があります。精密機器であるスマホ本体は、機種を問わず防水ケースに入れることをおすすめします!
まとめ
透明感抜群のきれいな海の上を歩いているような不思議な経験をしたサンドバー体験。シュノーケリングではカラフルな魚たちやウミガメとも出会えて、思う存分ハワイの海を満喫できました!日常を忘れて心ゆくまで貴重な時間を過ごすことができました。
サンドバーを眺めてランチを食べたい!シュノーケリングを思いっきり楽しみたい!ウミガメにも出会いたい!という方は、天使の海ピクニックセイルツアーがおすすめです!
FAQ
Q.天使の海とはなんですか?
A.天使の海はオアフ島の東に位置するカネオヘ湾沖にあり、ワイキキから車で1時間弱でサンドバーを楽しむことができます。*カイルアビーチまで車で約20分の位置にあります。
Q.天使の海と天国の海®との違いはなんですか?
A.ツアーを催行する会社によって呼び方が変わります。どちらも目的地は同じサンドバーとなりますが、停船する場所が異なります。
Q.サンドバーとはなんですか?
A.サンドバーとは海流によって運ばれた砂などが堆積した場所のこと。日本で言う「砂州」に当たります。天使の海ツアーで行くカネオヘ湾のサンドバーは、長い時間をかけて削られたサンゴによってできたものです。
Q.英語が苦手でも楽しめますか?
A.日本人のガイドさんが日本語で説明してくれるため、英語ができなくても楽しめます。
Q.おすすめのシーズンはいつですか?
A.オールシーズン楽しめるのが特徴です。雨の日などはボートの中央が屋根付きエリアとなりるので、そちらで過ごすことができます。
Q.船にトイレはありますか?
A.船にトイレは2つあります。トイレットペーパーは流せませんので、備え付けのボックスに捨てる形となります。
Q.船上で飲み物や軽食の提供はありますか?
A.船内ではソフトドリンクは飲み放題です。アルコールも追加支払いで飲むことが可能です。スナックなどの軽食、ランチもついています。
Q.珊瑚に触れても大丈夫ですか?
A.珊瑚の上には行かない、乗らない、立たない、触らないが原則です。珊瑚を壊さないようにする必要があります。
Q.泳げなくても参加できますか?
A.サンドバーは浅瀬なので楽しむことができます。シュノーケリングは、フローティングベストや浮き輪の貸し出しがあります。ボートで待機することも可能です。
Q.子どもがいても参加できますか?
A.子どもも参加可能です。3歳以下は無料です。
Q.貸出機材の衛生面は大丈夫ですか?
A.使用した器材はクリーニングして清潔に保たれています。
Q.日本から持参した日焼け止めを使用しても問題ありませんか?
A.使用はできますが、事前に成分をチェックしたり現地で購入するのがおすすめです。
2021年に、サンゴやプランクトンなど海の生態系を守る法律「サンスクリーン法」が施行されたハワイ州。現地では環境に悪影響を与えるといわれる「オキシベンゾン」「オクチノキサート(日本では「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」とも)」が含まれた日焼け止めは販売・流通ともに禁止されています。
ハワイの海を守るため、環境にやさしい成分の日焼け止めを使用しましょう。
口コミ
過去に天使の海ピクニックセイルツアーに参加された方の口コミを抜粋してご紹介します!
2022年に参加されたKさんの口コミ
当日は天候にも恵まれてとても良い一日を過ごせました。プログラム内容もスタッフもとても良かったです。
昼食のハンバーガーは思っていた以上に美味しかったし、飲み物にも困りませんでした。
シュノーケリングではサンゴの周りを自由に泳ぐことができてそれだけで満足していましたが、突如ウミガメが現れて間近に見ることができてとても興奮しました。時間にしたら30秒くらいでしたがとても良い体験ができました。
5つ星評価:★★★★★(満点)
*この記事は2023年6月時点の情報に基づいております。最新情報はHello Activityにてご確認ください。