ハワイ・オアフ島にあるハナウマ湾は、魚やウミガメと出会えるシュノーケリングの名所!
そこで今回は、半日で行くハナウマ湾のシュノーケリングツアーに参加してきました。自力で行くよりもスムーズに入場できるだけでなく、水中の様子を撮影してもらえたり、魚と出会えるスポットに案内してもらえたりと充実のプランです!ハワイの滞在期間を有効活用したい方は、ぜひチェックしてみてください。
この記事では、ハナウマ湾のシュノーケリングツアーに参加した感想や注意点、スケジュールなどをまとめています。
オアフ島のハナウマ湾とは?
ハナウマ湾はワイキキから東へ約10km程度の場所にある、オアフ島屈指のシュノーケリングスポット!水の透明度が非常に高く、その美しさは砂浜からも魚が肉眼で見えるほど。
透き通るような海が絶景の、一度は訪れたいビーチです。
ハナウマ湾はツアーで行くのがおすすめ!
ハナウマ湾までのバスは出ていないため、ライドシェアかタクシー、またはレンタカーでのアクセスとなります。ライドシェアは時間によって価格が変動し、ワイキキからの場合は$30前後とチップ代。タクシーの場合は、ワイキキから$40前後とチップ代がかかります。
また、気をつけたいのが帰りの移動。アプリで配車ができるライドシェアの場合は問題ありませんが、時間帯によっては混み合うことも。今回、実際に現地でライドシェアをチェックしたところ、捕まえるまでに10分程度はかかりそうでした。
タクシーはその場で乗車することがかなり困難なので、事前に手配しなくてならず注意が必要です。
そこでおすすめなのが、ホテル送迎付きのハナウマ湾シュノーケリングツアー!ビーチまで簡単にアクセスできるほか、シュノーケリングに必要なマスクや足ひれのレンタル、ボトルウォーターも用意されています。
また、穏やかなハナウマ湾でも波が荒かったり危険なエリアがあったりするため、同行するガイドさんと一緒に泳ぐのが安心して楽しめます!
ハナウマ湾のシュノーケリングツアーを体験してみた!
ここからは、実際に体験したハナウマ湾のシュノーケリングツアーの内容を紹介していきます。
今回参加したツアーでは、ガイドが付いて案内してもらえるのがポイント!個人で行く場合は、ハナウマ湾入場のオンライン予約をする必要がありますが、ツアーならすべて手配してくれます。
ガイドがおすすめのシュノーケリングスポットを案内してくれるので、たくさんの熱帯魚が見られるチャンス。運が良ければウミガメにも会えるかも!
ここからはハナウマ湾のシュノーケリングツアーに参加した感想や、ツアーの流れについてご紹介します。
宿泊ホテルor指定場所へお迎え
今回参加したのは早朝に出発するプラン。ホテル送迎はワイキキ、アラモアナ、カハラ地区に対応しています。
6:30 に宿泊先のホテルでピックアップしてもらいました。
お昼からのコースもありますが、限られたハワイ旅行の日中の時間を有効活用したかったのと、朝の海も気持ちよさそうだったので、早い時間帯のツアーを予約!
今回お世話になるインストラクターのYUKIさんとJOさん。笑顔で出迎えてくれました!
早速出発します。
ハナウマ湾までは、時間帯や道路の混雑状況によって変動しますが、移動時間はワイキキ中心部から20分程度。
移動中は、盗難や返金についての注意事項やチップの渡し方などが書かれた案内を読んで、連絡先や同意欄に記入をします。日本語なので困ることなくスムーズに確認できました。
ハナウマ湾の駐車場入り口に到着。開場が6時45分なので、私たちは開場してからすぐに入場しました。
開場前はこの車の行列!開場すると車は流れていくものの、観光客はもちろん地元の方も多く訪れる全米ベストビーチにも選ばれたハワイ屈指の人気のビーチです。
到着した7時前のハナウマ湾の駐車場の埋まり具合は3〜4割程。
帰りにはほぼ満車となっていたので、レンタカーで来る場合は特に注意が必要です。
ハナウマ湾へ到着!入場手続きとビデオ視聴
ハナウマ湾の入り口へ到着!
入り口には、入場ゲートとチケット売り場のほか、売店(スナックバー)やトイレがあります。
売店では軽食や飲み物が買えます。ただ、私たちは7時頃の到着で早い時間だったので、オープン前でした。
なお、入場ゲートの先のビーチエリアには食べ物が買えるような売店はありません。入場してから購入したい場合は、再入場のスタンプを手に押してもらえば、売店まで戻ることも可能です。
ハナウマ湾の入場料は $25(12歳以下の子供は無料)。
ツアー料金に入園料が含まれていて、参加したツアーのガイドの方が支払ってくれます。私たちも一緒に窓口へ付き添いが必要になります。
入場手続きの後は、約10分間の環境保護のビデオを鑑賞することが義務付けられています。
今回はビデオ講習を受けるまで、待ち時間が20分ほどありました。
待ち時間は、ハナウマ湾に関する展示部屋を見て回ったり、ガイドさんと話したりしていたらあっという間!
入り口のすぐ近くには売店があり、日焼け止めやビーチサンダル、キーホルダーなどのお土産品もありました。
ビデオ講習は英語で、自然保護に関する内容です。
「ゴミは持ち帰りましょう」「ウミガメは触ってはいけません」「水溶性のサンオイルは使わないように」といった、大切な美しい自然を守るために注意するべきことを学びます。
日本語での翻訳機も無料でレンタルできるので、英語に自信のない方はそちらを利用してもいいかもしれません。
講習を終えたら再入場のスタンプを押してもらい、車に戻って着替えます。
貸し出し備品に漏れがないかチェックしておきましょう。
ライフジャケット、シュノーケル、マスク、足ひれ、ウェットスーツ(有料)がレンタル品です。※ウェットスーツは事前申込が必要です
度付きのマスクも無料で用意があって、必要な人はツアーの予約時に事前に相談してレンタルしておきましょう。
度付きのマスクは水中で少し大きく近く見えるらしいです…!
水着の上からレンタルのウェットスーツを着用しました。
実は、ウェットスーツは年中役立つ優れもの。水温が少し冷たい時期のほか、暑い時期は日焼け防止にもなるので、気になる方は事前に予約するのがおすすめです。
今回は4月に体験しましたが、
ウェットスーツを着用したおかげか冷たさを感じずシュノーケリングに集中して楽しめました!潜る直前にビーチで着用するので、暑さも気になりませんでした。
荷物は最小限に絞って海へ行きます。海にはサービスでもらった水1本だけ持って行きました。
トラムバスに乗ってビーチへ!
入場ゲートからビーチまでは、無料のトラムで移動しました!
乗車時間は2〜3分程で、特に時刻表のようなものは見当たらず、10分置きくらいの間隔で順次運行しているようでした。
ビーチまでの道のりには急な坂があり、徒歩だと10分ほどかかる様子。ここはトラムを利用するのがおすすめです。
シュノーケリング準備&レクチャー
ハナウマ湾のビーチに到着!
シュノーケリング前にハナウマ湾にいる魚の解説がありました。どんな魚に出会えるのかワクワクします。事前に魚を知っておくと、見つけた時に一層嬉しくなって楽しそうです。
体験する前に砂浜でレクチャーしてくれます。
シュノーケルの咥え方や、水が入った時の対処法など丁寧に教えてもらいました!
次にライフジャケットをつけて、自分で空気を入れます。
しっかりと装着出来ているか、ガイドの方がチェックしてくれるので心強いです。
浅瀬の海で練習
準備完了!いよいよシュノーケリング開始です。
まずは浅瀬の海で、顔を水につける練習から始めます。
最初は足が届く浅瀬で挑戦。この時点で、早速魚を2〜3匹ほど見つけました!
水の中でも再度、シュノーケルの咥え方や水が入ってしまった時の対処法など、丁寧にレクチャーしてくれました。
シュノーケリングを開始
慣れてきたら、少しずつ魚がいる場所まで泳いでみます。
ガイドさんが一緒に付いてくれたので不安は少なく、何よりも海の美しさに感動!
日によってはガイドさん1人に対して、最大5人の参加者をご案内するようです。横で付きっきりではないにしても近くにいてくれるため、自分たちだけで泳ぐのとは心強さが違います。
この日は波が比較的落ち着いていましたが、波に浮き沈みがあるので、波酔いが心配な方は事前に酔い止めを飲んでおくと気兼ねなく楽しめるかもしれません。
すぐ近くに魚を発見!とっても可愛い!
今まで水族館でしか見たことがなかったような魚が近くで泳いでいて、終始目が離せません。
さらに魚がたくさんいるスポットに案内してもらいました!ガイドさんが誘導してくれるので、探すことなく次々と新たな魚を発見できます。
足がつかないところにも行きますが、ライフジャケットのおかげで、基本的に体は浮いているので恐怖感はありません。
シュノーケルは基本につけたまま泳いでいきますが、ガイドさんは途中外しながら「あっちに行ってみましょう!」などコミュニケーションを取ってくれました。
サンゴ礁を発見!
サンゴ礁には多くの生物が共存していて、海の生き物にとって大切な場所です。自然保護のために触らないように避けて泳いでいきます。
1時間くらいシュノーケリングを楽しんで、この日は終了!砂浜に向かいます。
最初は足が届く浅瀬からスタートし徐々にチャレンジしていくので、足がつかない所まで自然に泳ぎ進めることができました。今回行ったところで最も深い場所は、3mくらい!深いエリアになるほど視界が広がり、壮大さが増してとっても楽しかったです。
お疲れ様でした!
シャワー・着替えをして休憩
海から上がったら、最初に見た魚のリストを見ながら、「この細長い魚いたね!」という会話をして盛り上がりました。
事前にチェックしていた、特徴的な魚もいくつか見つけられて嬉しかったです。
屋外のシャワーで水を浴び、砂を落とします。
そのままビーチで水着から服に着替えたい場合は、更衣室を利用できます。トイレも完備していますよ。更衣室もトイレも清潔感がありました。
なお、更衣室に施錠ができるロッカーはありません。今回は荷物を車に置いて施錠し、最小限の荷物(GoPro・水)だけでビーチへ行きました。海の中でも持ち運べる水中カメラは良いですが、携帯や財布などの貴重品はビーチに保管する場所がないので、車に置いていくようにしましょう。
そのため、私たちは車に乗る前に体を拭き、バスタオルを羽織りました。荷物の管理が簡潔でとっても便利!
長蛇の列ができていると思ったら、シュノーケルなど備品のレンタル待ちとのこと。
自分たちで来てレンタルする場合はここに並ぶ必要があるそうです。
私たちはツアー参加なので並ぶ必要がなく、荷物は車に置いたままビーチに迎えたので、効率的にハナウマ湾のシュノーケリングを満喫できてとてもよかったです。
ハナウマ湾を出発
トラムに乗って、ビーチから入場したゲートの方へ戻ります。特に帰りは急な上り坂なので、トラムを利用するのがおすすめです。
駐車場に戻る途中、料金所にも長蛇の列が。
ツアー参加の場合は優先的に案内してもらえますが、一般参加の場合は別の列があるそうです。この日は混み合っており、一般参加の場合は行列に並ぶ必要があったようでした。
宿泊ホテルまで送ってくれる
ウェットスーツなどレンタルした備品をガイドさんに返却し、ホテルで借りたビーチタオルに身を包んで、そのまま送迎車に乗車しました。
GoProで撮ってもらった写真や動画は無料でプレゼントしてもらえます。AirDropやLINEなどで共有をしてくれます。iPhoneだとすぐに思い出が見られるのでうれしい!
そのまま宿泊先のホテルへ送ってもらい、ワイキキ中心部のホテルに10時半ごろに到着!
仮にUberで移動をする場合、宿泊先のワイキキマリア近くからハナウマ湾までは、時価で変動しますが片道$30くらいです。
ツアーであれば、往復の交通費だけでなく、手配の所要時間がかからないのでとってもスムーズでした。
降りる直前に、ガイドさんへチップを渡します。日本ではチップの習慣がないためタイミングに悩みますが、お別れする直前に渡す人が多いそうです。
午前中にホテルに戻れるので、少し休憩をして午後からは別の観光ができるのが嬉しいです。時間を有効活用し充実した1日になりました!
ツアーを体験した感想
ハナウマ湾の美しさは想像以上で、透明度が高いエメラルドブルーの海に感動しました!たくさんの魚に会うことができて、とても楽しかったです。ウミガメに会えるチャンスもあるそうで、今度体験する時はウミガメに会いたい…!
シュノーケリングは初心者でしたが、海の中でも常に近くにガイドさんがいてくれたことがとても心強かったのと、魚がたくさんいる場所に導いてくれたので、大満喫できました!
ツアーではなく個人で行く場合、レンタカーなどの手配の手間や、自分で魚がいる場所を探し当てるのは、初心者では少しハードルが高いように感じました。
また、備品のレンタルや入場料のお支払いで長蛇の列になっているのを見たので、レンタル備品を貸してくれて、支払いもスムーズだったのでハワイ旅行を効率的に楽しめてとてもおすすめしたいと感じました。
シュノーケリングはもちろん、朝の洗練された空気の中、入場前にハナウマ湾を見下ろした景色も本当に綺麗で忘れられません!
ブリーズハワイさんは、ガイドさんが「どこからハワイに来たの?」「ここに座ると景色がきれいだよ、写真撮ろうか?」など、フォトスポットを教えてくれたり、フレンドリーに話しかけてくれて、移動中も楽しめました。
私たちがツアーを思う存分に楽しめるよう随所で”おもてなし”をしてくれて。かけがえのない思い出が作れました。
シュノーケリングツアーの注意点
以下の備品は事前にレンタルが必要です。借りたい場合はチェックしておきましょう。
- フルウエットスーツ $10.00
ウエットスーツは水温が少し冷たい可能性があるためレンタルしましたが、暑い時期は日焼け防止などにもなるので年中いつレンタルしてもよいそうです。
今回は4月に参加しましたが、ウェットスーツなしで泳いでいる人もいました。足元は足ひれをつけているので冷たさは感じず、海に潜ってちょうど気持ちいいくらいの水温でした。
また、今回のツアーは船からではなく、砂浜から海に入ってシュノーケリングを行いますが、波酔いが心配な場合には酔い止めを飲んでおくといいでしょう。
シュノーケリングに必要な持ち物
シュノーケリングで用意しておきたい持ち物は以下の通りです。
- ビーチタオル(ホテルで借りられることももあるので日本から事前に確認しておくと荷物が少なくて済みます)
- 着替え
- 日焼け止め
- ビーチサンダル
砂浜では、ビーチサンダルでの移動がおすすめ。水着はあらかじめ着て行った方が無駄な時間がなくスムーズに準備できます。
ハナウマ湾のシュノーケリングツアーのFAQ
入場料の支払いは現金のみ?
現金だけでなくクレジットカードでも支払い可能です。MasterCard・VISA・JCBが利用できます。
ハナウマ湾のビーチには売店がない?
ハナウマ湾では、ビーチに降りると売店がありません。
飲み物や食べ物は事前にスーパーなどで購入しておくか、ビーチに降りる前のチケット売り場近くの売店「Bay Rock Cafe」で購入するのがおすすめです。
このツアーに参加すると、サービスの水とスナックを用意してくれているので、小腹が空いても大丈夫!ビーチへ持っていける、防水のドライバッグに入れて渡してくれるのも嬉しいところです。
ビデオの視聴は日本語に対応してる?
自然保護に関するビデオ講習は英語です。
英語での視聴が不安な場合は、日本語を含む8か国語に対応している無料の翻訳機を借りられます。
泳ぎが苦手な初心者でも大丈夫?
初心者でも大丈夫です。子供も一緒に参加できます。
全く泳げない方や水への恐怖心が強い方はハードルが高いと感じるかもしれませんが、ライフジャケットを借りられるので、身を委ねていれば沈むことはありません。
もし不安な場合はガイドさんに相談してもOK!「足がつかない所は怖い」など、相談に応じて魚を見るエリアを一緒に考えてくれます。
ツアーが中止になることはある?
満月から10日前後でクラゲが発生しやすい時期や海のコンディションが良くない場合、ハナウマベイ公園の都合で中止になることもあります。
基本は政府の判断によって決まりますが、ガイドさんが安全に楽しめないと判断した場合も中止になる可能性があります。
しかし、中止になることは稀で年に数日くらいしかないとのことです。
貴重品を預けられるところはある?
現地に貴重品ロッカーはありますが、この日は受付でかなり並んでいるようでした。
貴重品や荷物は、施錠した車の中で保管してもらえますが、紛失や盗難の際は自己責任となります。貴重品の持参自体を最小限にするのがおすすめです。
ハナウマ湾のトイレは綺麗?
清潔感のあるトイレが完備されていました。自然のアクティビティのスポットは、こうした設備も気になるところですが、ハナウマ湾は快適な環境でした。
ツアーのチップはいくらくらい?
ツアーのチップの目安は、ハナウマ湾へ向かう途中に記入した用紙に記載されていました。
ツアーの満足度によって金額の目安が書かれており、10〜20%くらいとのこと。
何時にホテルに戻れる?
朝発のプランでは10:30、お昼発のプランでは16:00にホテルへ到着する旅程です。ただし、道の混雑具合によって多少前後する可能性があります。
午前中には戻って来られるので、午後からは買い物に出かけたり、他のツアーを楽しんだりと、ハワイでの貴重な滞在時間を有効活用できます。
ゆっくり寝て朝ごはんを済ませてから、お昼発のプランで午後にハナウマ湾を楽しむのも良いですね。
ハワイ旅行にきたらハナウマ湾でシュノーケリングを楽しもう!
ハナウマ湾のシュノーケリングツアーをご紹介しました。透き通るような美しい海でのシュノーケリングは、ハワイで体験しておきたいアクティビティのひとつ!
ハナウマ湾までは自力で行くこともできますが、せっかくのハワイ滞在でタイパよく観光スポットを周るなら、スムーズなシュノーケリングが叶うツアーがおすすめです。魚やウミガメに出会いやすいスポットも案内してもらえるので、一緒に泳いだり写真を撮ったりするチャンス!
ツアー参加は事前の予約が必要なため、気になる方はぜひチェックしてみてください!