ハワイの海でSUP(サップ)パドリングを体験したい!海ガメに癒されたい!と思い、今回アラモアナビーチで開催されるSUPパドリングで海ガメに会いに行けるツアーに参加してきました。
ハワイの青い海とアラモアナの街並み、息継ぎをしに海面に上がってくる海ガメを眺めながら乗るSUPはとても気持ちの良い時間。素敵な思い出を作ることができました。
この記事ではSUPパドリングで海ガメに会いに行けるツアーに参加した感想や注意点、あると便利なおすすめの持ち物をまとめました。
これからハワイ旅行でSUPパドリングを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね!
ハワイのSUPパドリングツアーとは?
今回ご紹介するSUPパドリングツアーは、観光客の多いワイキキビーチに隣接し、地元住民の方からも人気の高いアラモアナビーチで、SUPに乗りながら海ガメを見ることができるツアーです。
私がKapalili Hawaiiのツアーを選んだ理由は次の4点です。
②日本語インストラクターで安心
③海ガメ遭遇率80%
④写真と動画を撮ってもらえる
Kapalili Hawaiiのツアーを選んだ理由
Kapalili HawaiiのSUPパドリングツアーを選ぶ決め手となった理由を、さらに詳しくご紹介します。
【理由1】アラモアナでSUPに挑戦できる
SUPの正式名称はStand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)。頭文字を取ってSUP(サップ)と呼ばれます。ボードの上に立ち、手に持ったパドルを漕ぎながら海上をスイスイ進んで楽しむハワイ発祥のアクティビティです。
Kapalili HawaiiのツアーはアラモアナビーチでのSUP体験。波が穏やかでゆったりとした雰囲気なので、初めてのSUPにもぴったりのビーチです!
またワイキキからアラモアナビーチパークまでは車で10分程度、徒歩で40分程度、アラモアナショッピングセンターからは道路を渡ってすぐ(徒歩6分ほど)の距離。約1時間のツアーなので、ホテルからの移動を入れても短時間で体験することができます。ツアー前にちょっと早めのランチを食べて、SUP体験後はのんびりショッピングを楽しんだり、他のアクティビティツアーに参加するのも楽しそう!
【理由2】日本語インストラクターで安心
Kapalili Hawaiiのインストラクターさんは日本語対応。言葉がわからなくて不安…なんていうことはありません。
さらに、今回のツアーでお世話になったインストラクターShokoさんはHawaii SUP Yoga Association認定講師で、サップヨガのインストラクターの育成もしているほど!実績多数のインストラクターさんから優しく指導してもらえるのはとても魅力的です。
【理由3】海ガメ遭遇率80%
アラモアナビーチでの海ガメ遭遇率は低く見積もっても80%くらいだそう。参加すれば高確率で海ガメに会うことができるツアーなのです。
海上ではインストラクターさんが海ガメのいる場所を教えてくれるので、見逃す心配はありません!
【理由4】写真と動画を撮ってもらえる
Kapalili Hawaiiのツアーでは、事前に依頼しておくとインストラクターさんが体験中の写真や動画を撮ってくれます。SUPに慣れていないと、なかなか自撮りは難しいので、レッスン中の写真撮影や動画撮影を無料で行ってくれるのは嬉しいポイント!
▽参加したSUPパドリングツアーの情報(2024年4月現在)
参加オプショナルツアー名:SUPパドリングで海ガメに会いに行こう!
参加費用:128ドル/人
集合場所:アラモアナビーチパーク マジックアイランド/ライフガードE1
開催時間:09:00~12:00
所要時間:1時間
料金に含まれるもの:全ての必要道具一式(サップボードやアンカー等)
料金に含まれないもの:チップ(ツアー料金の15%程度が目安)
SUPパドリングツアーの体験内容
ここからは実際に体験したSUPパドリングツアーの内容を紹介していきます。今回は以下のようなタイムスケジュールでした。
08:50 アラモアナビーチへ集合、挨拶
09:00 Shokoさんの車から自分が使うSUPを運ぶ
09:10 準備運動
09:20 SUPに乗るための説明(ビーチ)
09:30 海上でのSUP体験
10:00 アラモアナビーチで解散
\体験レポは記事の続きをチェック!/
アラモアナビーチへ集合
今回泊まったホテルから集合場所のアラモアナビーチパークまでは徒歩で約30分の距離。お散歩がてら歩いて行くことにしました。
徒歩以外にもザ・バスであればルート8・20・23・42・E番に乗車すると余裕を持って集合場所へ向かうことができます。ピンクラインのトロリーバスも使用できますが、こちらは始発に乗車しても集合時間までに余裕がないのでおすすめしません。
アラモアナビーチパークに到着。アラモアナセンターのすぐそばにあるのでとても見つけやすかったです。
待ち合わせ場所はマジックアイランド/ライフガードE1というポイント。事前にHello Activityのチャットで場所の情報を送ってもらえたので、待ち合わせ場所には迷わず到着できました。インストラクターさんから声をかけてきてもらい合流しました!
Kapalili HawaiiのインストラクターShoko(ショウコ)さん
今回のインストラクターはKapalili Hawaii代表のShokoさんです。フレンドリーな方で爽やかな笑顔が印象的。初対面でもとても話しやすい!
Shokoさんは日本人初のサップヨガインストラクターとして多数のメディアに出演するなど、サップヨガの先駆者。10年以上のインストラクター歴があります。
HAWAII SUP YOGA Associationの理事を務める傍ら、ヨガクラスの主催、後進の育成、オリジナルアパレルブランドの展開など、インストラクターとしても女性経営者としても活躍されているかっこいい方です。
そんなShokoさんに丁寧に教えてもらうことができるなんて光栄ですよね!
集合場所からすぐの駐車場にはSUPの道具を積んだ車が停めてありました。ここで免責同意書にサインして、今回のSUPツアーで使うボードなどを運び出します。
ビーチパーク内には広くて着替えやすいトイレがありますが、今回は時短のため服の下に水着を着用してから行きました。駐車場で手早く着替えて、洋服と荷物は車の中に置かせてもらいます。
※絶対に安全という保証はないので、貴重品や大量のお金は持って行かないようにしましょう。
SUPパドリングの準備&レクチャー
サップボードとパドルを持ってビーチまで出たら、レクチャーのスタートです。サップボードは10kg程度の重さですがボードの真ん中に持ち手が付いているので女性でも持ちやすいです。
まずはShokoさんが、アラモアナビーチでのSUPについて教えてくれました。
岸の手前まで波が来るワイキキビーチと違い、アラモアナビーチは沖合のリーフが波を穏やかにしてくれるのでSUPや遊泳をするのにぴったりだそうです。
Shokoさんの言う通りアラモアナの海は波がほとんどなく、とっても穏やか!
SUPのボードは2mほどあるので、安定していて乗りやすい!ボードの真ん中に立つことでバランスが保てるということを教えてもらいました。
SUPを始める前にパドルを使って準備運動をします。実際に海でパドルを漕ぐときは腕の力が多少必要になるので、ここでしっかり体を動かしておくことが大切です。
準備運動が終わったら、SUPをする時のボード上での立ち方、パドルの漕ぎ方のレクチャーを受けます。
ボードに乗る時はしっかり足幅をあけ、膝を少し曲げて前屈みになります。そうすることで前からくる風に押される心配がありません。
目線は行きたい方向を見ます。漕ぐ時はパドルを気にして下を見がちですが、不安定になるのでしっかり顔を上げて進行方向を意識しましょう!
パドルには、水に入る部分の「ブレード」、棒の部分の「シャフト」、手を握る部分の「グリップ」という部位があります。持つときはシャフトとグリップを片方ずつの手でしっかり握りましょう。
パドルには向きがあるので注意!ブレードの「印が付いている面を後ろ向き」にして、てこの原理を利用してパドルを漕いでいきます。Shokoさんがゆっくり丁寧に教えてくれたのでとても分かりやすかったです。
ビーチで何度が漕ぎ方の練習をしたら、いよいよ実践です!まず、SUPをするときに持って行きたいスマホや防水カメラなどは、ボード前方の紐部分に括り付けます。転倒しボードが裏返る可能性もありますので、防水対策は念入りにしましょう。
次に、海に落ちてしまったときにボードから離れないよう、リーシュコードという紐のようなものを足に取り付けます。
準備ができたら、ボードとパドルを持って浅瀬へ向かいます!
膝下くらいの深さまで来たら、海面にボードを置いて上に乗ります。ボードに乗る時は片足ずつ四つん這いになる形。
立つときは両手をボードに付きながら、ボードの中間部分に片足ずつ順番に乗せていくと体が安定します。
ボードの上に立てたら、ビーチで行った練習通り、膝を曲げ、少し前かがみになってパドルを漕いでいきます。パドルで水を掻く感覚が不思議で面白かったです!
パドルを持ち換えて方向をコントロールしながら漕ぐのは案外難しいかも!最初は思うとおりに進みませんでしたが、漕いでいるうちにだんだんとコツを掴んできました。
SUPに乗ってパドルを上手に漕ぐには、バランス感覚とインナーマッスルを使うなと感じました。体感が鍛えられそうです!
ツアースタート
ここからが本番!実際にSUPをしながら海ガメを探しにいきます。今回は、浅瀬を避けるようにL字型に進んでいくコース。
数分進んでいると、さっそく海ガメを発見!息継ぎのために海面に顔を出している海ガメを見ることができました。とっても可愛い!
ハワイではウミガメとは3m以上の距離を保つ決まりになっています。時おり海ガメのほうから近づいてくることもありますが、その時はパドルを漕ぐのをやめて、通り過ぎるのをじっと待ちます。
途中で疲れてきたら、こんな感じでボードに座って休憩することも可能!
この海は北西の風が吹くことがほとんどらしく、行きは追い風、ビーチへの帰りは向かい風になります。Shokoさんが「向かい風が強い時はボードの上であぐらをかくと、抵抗が少なくなって漕ぎやすいよ」と教えてくれました。
ツアー中はShokoさんが「海ガメがいるよ!」と伝えてくれたり、私の様子を頻繁に気にしてくれていたので、安心してSUPを楽しむことができました。
Shokoさんに依頼すれば、写真や動画の撮影をしてもらえます(海の場合は浅瀬に限ります)。撮影してもらいたい時は、ご自身のスマホやカメラを渡して記念撮影をしてもらいましょう!
ツアー終了
帰りは慣れてきたのかスイスイ漕ぐことができるようになりました。この感覚が気持ちよく、まだまだ漕いでいたい!
と、思っていたのも束の間。海から戻ってくる時はやはり向かい風。時折ボードの上に座って休憩しながら、のんびりビーチへ向かいます。
無事にビーチまで戻ってきたらSUPパドリングツアーは終了です。後片付けは、SUPボードとパドルを駐車場の近くまで持っていくだけ。それ以降はShokoさんが全てやってくれます。
インストラクターのShokoさんは終始優しくて素敵な女性でした。チップは、開始前に荷物を車に預けた人は荷物を受け取る時、預けない場合(防水バックのみ)はツアー終了時に渡しましょう(ツアー料金の15%程度)。
ビーチには、比較的きれいで物を置くスペースもあるトイレがありました。着替えをしたい場合はここで着替えられそうです。
トイレの脇のシャワーでので、砂で汚れた足を洗うこともできました!
SUPパドリングツアーに参加した感想
ここからは、SUPパドリングツアーに参加して感じた注意点や良かった点をお伝えします。
皆におすすめしたくなるSUPパドリングツアーでしたが、事前に注意点を把握してもらえると、参加してから困ったということにならないと思います。
SUPパドリングツアーの注意点
【注意点1】海ガメに必ず会えるとは限らない
海ガメ遭遇率は低く見積もって約80%とのこと。とても高い確率ですが、自然界の生き物のため必ず会えるとは限りません。
とはいえ、もし会えなかったとしてもSUP自体はとても楽しいし海や景色も本当にキレイ!退屈することはありませんよ。
【注意点2】荷物を保管する場所がない
着替えやタオルなどの大きな荷物はインストラクターさんの車の中に保管させてもらえますが、いざという時の保証はできない為、持っていく物は必要最低限にしましょう!
貴重品はあらかじめ防水ケースや防水バッグに入れておいて、ボードの前部分にある固定用の紐で括り付けます。またSUP中は、履いてきたサンダルはビーチに置きっぱなしの状態。高価なサンダルは避けたほうが良いでしょう。
SUPパドリングツアーに参加して良かった点
【良かった点1】海ガメに出会えた!
呼吸をしに海面にきた海ガメを近くで見ることができました。水族館などでよく見る遊泳中の様子ではなく、「ふぅ」と息継ぎをする姿が可愛かったです。少し上の目線から、この距離感で楽しめるのはSUPならでは!
【良かった点2】風を切って海面を進む感覚が気持ち良い!
アラモアナの青い空の下、穏やかな海の上でビル群と自然が調和したきれいな景色を楽しめました。爽やかな風を体に受けながら、海の上をスイスイ進んでいく感覚がとても気持ち良かったです。
【良かった点3】インストラクターさんが丁寧だった
インストラクターのShokoさんはフレンドリーで話しやすく、レクチャーもとても丁寧で分かりやすかったです。海上ではShokoさんの後をついていくので、パドルを左右どちらに漕げばいいのか参考になりました。同性のインストラクターさんという点でも安心感が大きかったです。
【良かった点4】集合場所がわかりやすかった
集合場所がアラモアナセンターの前にあるビーチなので、非常にわかりやすかったです。事前にHello Activityのチャットで集合場所の情報を送ってもらえたので、ビーチに到着してからも迷うことはありませんでした。
SUPパドリングツアーで準備するもの
基本の持ち物
・水着
ビーチ内には着替えができるトイレもありますが、余裕を持って行動できるよう、ホテルを出る際に服の下に水着を着ていくことをおすすめします。冬は天候によっては寒く感じられることもあるので、 ラッシュガードを着用すると良いです。
・タオル
基本的にはボードの上で行うSUPですが、海水に浸かった足を拭くためのタオルは持って行きましょう。ボードの上から海に落ちてしまった場合も安心です。ホテルのビーチ用のタオルが借りられる場合は、そのタオルを持っていくと旅行時の荷物が増えずに済みます。
・着替え
ツアー終了後、そのままショッピングへ出かけたり他の場所へ行ったりする場合は着替える必要があるため、準備しておくのがおすすめです。
・日焼け止め
日差しが強いため、日焼けが気になる人は日焼け止めが必須。海に入るのでウォータープルーフタイプのものがおすすめです。
・帽子
海上では常に日差しが降り注いでいるため、帽子を被って参加するのがおすすめです。海に落ちてしまうことも考えて、頭にしっかりフィットするものや、海水に塗れても大丈夫な素材のものを選びましょう。
・飲み物
SUPツアー中は直射日光かつ、パドルで漕ぐといった運動をするので、喉が渇いた時用に飲み物を持って行きましょう。防水バッグに入れてサップボードにくくりつけたら、アクティビティ中も持ち運び可能です。
借りられるもの
・SUP道具一式
SUPをするのに必要なサップボード、パドル等はすべて借りることができます。
準備しておくと良いもの
・防水カメラ(GoProなど)
防水でないカメラだと、万が一ボードから海に落ちてしまったとき海水に濡れて故障してしまいます。防水カメラ(GoProなど)を持っていくと安心です。
・防水スマホケース
生活防水タイプのスマホはもちろん、完全防水タイプのスマホでも「海水はNG」という場合があります。精密機器であるスマホ本体は、機種を問わず防水ケースに入れることをおすすめします!
・防水バッグ
ちょっとした小銭やスマホ、小さめのタオルなどを入れる防水バッグがあると、SUP中に荷物に水がかかってしまっても安心です。
・サングラス
眩しさよけにサングラスがあると快適にSUPを楽しむことができます。
まとめ
アラモアナビーチでゆったりとした時間を過ごすことができる、Kapalili HawaiiのSUPパドリングツアーはとても爽快な気持ちで楽しめました。経験豊富でフレンドリーなインストラクターさんの人柄や、ハワイの穏やかな雰囲気を感じてリフレッシュできます!
ハワイでSUPを体験したい、海ガメを見ながら南国時間を感じてみたいという方にはKapalili Hawaiiの海ガメに会えるSUPパドリングツアーがおすすめです。
FAQ
Q.英語が話せなくても大丈夫ですか?
A.インストラクターは皆さん日本語が話せるので、安心して参加できます。
Q.風が強くてもできますか?
A.晴れていても、風がとても強い日には催行されません(インストラクターさん情報では「10年間のうちに5回もないくらい」だそうです)。
Q.雨が降ってもSUPは行われますか?
A.台風などの悪天候でなければ、雨が降っていてもSUPは行われます。
Q.泳ぎが得意でなくても参加できますか?
A.泳ぎが得意でない人、水が怖い人にはライフジャケットを無料で貸してくれます。
Q.SUPの経験がありませんが参加できますか?
A.初心者の方でも優しくゆっくり教えてくれるので、安心して参加できます。
Q.参加条件はありますか?
A.特にありません。年齢や経験に合わせてその日のコースを調整します。お子様も参加可能です。低年齢のお子様の場合は事前にお問い合わせください。
Q.集合場所と集合時間について教えてください。
A.集合場所はアラモアナビーチパーク内のマジックアイランド/ライフガードE1というポイントです。事前にHello Activityのチャットで集合場所の情報を送ってもらうことができます。集合時間はSUPパドリングのみの場合は08:50、ヨガクラスにも参加する場合は9:50となります。
*この記事は2024年4月時点の情報に基づいております。最新情報はHello Activityにてご確認ください。