パリに旅行に行くとき、言語の壁が気になる方も多いのではないでしょうか?特に初めてのパリ旅行や、英語、フランス語に自信がない方にとって、日本語対応があるホテルは心強い存在です。日本語対応のスタッフがいると、チェックインや観光案内、トラブル対応もスムーズで安心ですね。
ここでは、安心感を提供してくれるパリの日本語対応ホテルを6つご紹介します。各ホテルの場所や特色、日本語対応の状況、サービス、レストラン、周辺の安全度などを詳しく見ていきます!
日本語対応あり!パリで安心のホテル6選
パリで日本語サービスが受けられるホテルを集めました。但し、日本人でない場合、常駐していない場合もありますのでご注意ください。
言語が通じないところへ旅をするということは、自分自身へのチャレンジにもなります。日本語サービスは保険として、自身でなるべく解決できるよう、旅の前の事前準備はしっかり行いましょう。旅は準備期間も楽しいですよね。
ホテル ドゥ ルーブル イン ザ アンバウンド コレクション バイ ハイアット/Hotel du Louvre, in The Unbound Collection by Hyatt 【1区・★5】
ホテル ドゥ ルーブルは、パリ1区に位置する歴史ある美しいホテルです。ルーヴル美術館やオペラ・ガルニエ、シャンゼリゼ通りなどの観光名所が徒歩圏内にあり、観光の拠点として最適なホテルと言えるでしょう。
クラシックなデザインと品のあるモダンなインテリアが特徴で、広々としたスイートルームをはじめとした客室では快適に滞在できることでしょう。また、スパやフィットネスセンター、屋内プールなどの施設も充実しており、個々にリラックスした時間を過ごすのもよいですね。コンシェルジュサービスもあり、観光の相談にも丁寧に応じてくれます。
さらに、ホテル内にはミシュラン星付きのレストラン「La Brasserie du Louvre」(ラ ブラッスリー デュ ルーヴル)があり、フランス料理を堪能できます。おすすめ料理は名物オニオンスープ。特に寒い日には体があたたまる、優しい一品です。
ホテル周辺は観光地が多いこともあり、安全度も高いエリアです。夜間も安心して散策できるので、ちょっとしたナイトライフを楽しむのも旅の思い出としておすすめです(ただし、夜間の一人歩きは避けましょうね)。
名前 | Hotel du Louvre, in The Unbound Collection by Hyatt |
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住所 | Pl. André Malraux, 75001 Paris |
マンダリン オリエンタル パリ/MANDARIN ORIENTAL PARIS【1区・★5】
マンダリン オリエンタル パリは、1区の高級ショッピング街に位置するラグジュアリーホテルです。周辺にはルーヴル美術館やオペラ・ガルニエ、シャンゼリゼ通りなどの観光名所があり、観光の拠点として非常に便利な場所に立地しています。
アジアンテイストで洗練された客室が特徴で、高級リネンや最新の設備が整っており、贅沢でリラックスした時間を過ごせます。もちろん、スパやフィットネスセンター、屋内プールも完備されており、充実したホテルライフを過ごせるでしょう。
ホテル内での食事はレストラン「Camélia」(カメリア)をはじめ、雰囲気のあるバーやケーキ&ペストリーショップがあります。カメリアでは、ホテルの美しい庭園を眺めながら美味しいフランス料理を堪能できます。
名前 | MANDARIN ORIENTAL PARIS |
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住所 | 251 Rue Saint-Honoré, 75001 Paris |
スクリーブ パリ オペラ バイ ソフィテル/Sofitel Le Scribe Paris Opera【9区・★5】
スクリーブ パリ オペラは、オペラ地区に位置し、有名歌劇場のオペラ・ガルニエからは徒歩わずか3分ほど、他にも老舗百貨店のギャラリー・ラファイエット、ルーヴル美術館など有名スポットへのアクセスが良く、ショッピングや観光に大変便利なロケーションです。
このホテルは150年以上の歴史を誇り、2020年に全面改築されました。19世紀の建物を改装したクラシックさとモダンさの両方の雰囲気を有しています。客室は上品で落ち着いたインテリアでまとめられ、くつろげる空間になっています。
グルメももちろんあります。レストラン「RIVAGES」(リバージュ)では、シェフのマーティン・シモルカによる、地元の食材を使用した、季節感あふれるモダンで独創的な料理を味わうことができます。
名前 | Sofitel Le Scribe Paris Opera |
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住所 | 1 Rue Scribe, 75009 Paris |
ザ ペニンシュラ パリ/The Peninsula Paris【16区・★5】
ザ ペニンシュラ パリは、パリの高級住宅街16区に位置し、200室を有する大型の豪華なホテルです。エッフェル塔や凱旋門、シャンゼリゼ通りが徒歩圏内にあります。世界の著名人や文化人に愛されてきた『マジェスティックホテル』を大改装し、クラシカルな外観はそのままに、ラグジュアリーホテルとして2014年にオープンしました。
客室は、豪華なインテリアと最新の設備をあわせ持ち、特に大理石を使ったバスルームはゴージャス!の一言。優雅な気分でバスタイムを楽しめるでしょう。また、トイレも全室ウォシュレット付きなのが日本人には嬉しいポイント。
そして、ペニンシュラホテルに宿泊したらぜひ味わっていただきたいのが、ペニンシュラホテルを象徴する伝統的アフタヌーンティー。ダイニング「Le Lobby」(ル・ロビー)で、ベルエポック時代を受け継ぐ豪華な内装とあわせ、パティシエ ジュリアン・アルヴァレズ氏によるメニューを味わってください。
また、6階にある「L’Oiseau Blanc」(ロワゾー・ブラン)は、エッフェル塔を眺めながら食事ができることで有名なミシュラン2つ星を獲得しているフレンチレストラン。特別なディナーにぴったりです。初めて北大西洋横断を試みた飛行機にちなんで名付けられたレストランですが、その飛行機の実物大のレプリカがホテルの屋上に取り付けられています。
名前 | The Peninsula Paris |
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住所 | 19 Av. Kléber, 75116 Paris |
ホテル ソフィテル パリ ボルティモア トゥール エッフェル/Sofitel Paris Baltimore Tour Eiffel【16区・★5】
ソフィテル パリ ボルティモア トゥール エッフェルは、16区の高級住宅街に位置し、1920年代に設立された歴史あるエレガントなホテル。エッフェル塔やシャンゼリゼ通り、凱旋門が徒歩圏内になり、観光の拠点として便利なホテルです。
ホテルの客室はモダンでありながらクラシックな雰囲気があり、快適なベッドや高級アメニティがそろっています。エッフェル塔を一望できる部屋もあり、特別なパリの思い出に宿泊も素敵ですね。
もちろん、スパやフィットネスセンター、ミーティングルームも完備され公私に渡った利用ができます。
ホテルでの食事は、英国料理レストランLordy’s Paris Club(ローディーズ・パリ・クラブ)へ。イギリス料理と聞くとイマイチな印象を受けてしまいますが、そこは五つ星ホテルのレストランなだけあり、シェフのヤシーヌ・リアヒにより昇華されたイギリス料理を堪能することができます。店内もシックな雰囲気のある内装になっており、大人の社交場としてもおすすめの場所です。
名前 | Sofitel Paris Baltimore Tour Eiffel |
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住所 | 88 Bis Av. Kléber, 75116 Paris |
ノボテル パリ サントル トゥール エッフェル/Novotel Paris Centre Tour Eiffel【15区★4】
ノボテル パリ サントル トゥール エッフェルは、セーヌ川のほとり、エッフェル塔から徒歩圏内に位置するモダンなホテルです。ビジネスとレジャーの両方に適したホテルで、近くにはショッピングモールの「Beaugrenelle Paris」(ボーグルネル)があり、パリ観光やビジネス拠点としてとても便利な立地です。
客室は部屋ごとに異なるデザインが施され、モダンで機能的です。また、快適なベッドやワークスペース、高速インターネットが完備されています。また、プールやジム施設もあり、旅の間のリフレッシュになるでしょう。
ホテルのレストランにはBENKAY WASHOKUとBENKAY TEPPANYAKIという二つの和食レストランが入っており、いずれも観光客やローカルに人気のお店です。
名前 | Novotel Paris Centre Tour Eiffel |
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住所 | 61 Quai de Grenelle, 75015 Paris |
パリのホテル選びのポイント
パリに旅行する際のホテル選びは、あなたの旅の満足度を大きく左右します。どのエリアに滞在するか、どのようなサービスや設備が必要かを考えることで、安心かつ楽しい滞在が実現します。特に初めてのパリ旅行では、観光拠点に近い立地や治安の良いエリアを選ぶことが、楽しい旅へのキーポイントになります。
ここでは、観光に便利なホテルの選び方や安全な滞在のための治安情報を得るための方法についてご紹介します。これからパリ旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
観光拠点に近い立地で選ぶのがおすすめ!
パリには魅力的な観光スポットが広く点在していますので、効率よく観光するためには、拠点となるホテルを希望の観光地の近くで取ることがおすすめです。エッフェル塔、ルーヴル美術館、ノートルダム大聖堂、オルセー美術館などの主要な観光名所に近いエリアに滞在することで、移動時間を節約し、より多くの時間を観光に充てることができます。ただ、ルーヴル美術館などをはじめ、一日で回りきれない観光スポットもありますので、予定している観光地にどのくらい時間を割くかも考慮する必要もあります。
エッフェル塔周辺の7区やシャンゼリゼ通りがある8区、ルーヴル美術館が位置する1区は、特に初めてパリに訪れる方の観光の拠点として非常に便利です。これらのエリアは地下鉄やバスのアクセスも良好で、市内の他の観光スポットにも簡単に移動できます。
また、観光地に近いエリアにはレストランやカフェも多く、食事や休憩に困ることがありません。特にカフェ文化が盛んなパリでは、おしゃれなカフェでのんびりと過ごす時間も旅の楽しみの一つです。また、5つ星ホテルに宿泊することで、ホテル滞在自体も旅の大きな楽しみになります。
観光拠点に近いホテルは、多くの観光客が訪れるため、ここでご紹介した以外にも日本語対応のスタッフがいることも少なくありません。言語の壁が不安な方も安心して滞在できるでしょう。また、これらのエリアには高級ホテルから手頃な価格のホテルまで、さまざまな選択肢がありますので、自分の予算やニーズに合ったホテルを見つけやすいです。まずはパリの地図を広げ、観光したい場所を確認して、その周辺のホテルを検索してみましょう。
日本人におすすめの区は?
パリで日本人に特におすすめのエリアは、1区、7区、8区、9区です。これらの区は観光スポットに近く、安全性が高いことから、多くの観光客に支持されています。また、高級住宅街の16区、17区、閑静な住宅街である15区も宿泊におすすめのエリアです。簡単なエリアごとの特色は
1区はルーヴル美術館をはじめ、周辺にも観光名所が集中しているため観光に非常に便利です。また、セーヌ川沿いに位置するため、川沿いの散策も楽しめます。1区には多くの高級ホテルがあり、サービスの質も高いです。
7区にはエッフェル塔や、フランスの英雄ナポレオンが眠る場所として有名なアンヴァリッドがあり、パリの象徴的な景観を楽しむことができます。このエリアは高級住宅街としても知られ、落ち着いた雰囲気の中でパリらしい滞在を楽しめます。
8区はシャンゼリゼ通り、コンコルド広場があり、ショッピングや食事を楽しむのにも良い場所です。高級ブティックや一流レストランが立ち並び、パリの華やかな一面を堪能できます。
9区はオペラ・ガルニエを中心として、周辺に高級ホテルが立ち並ぶ場所です。また、既出のルーブル美術館やコンコルド広場など主要観光地にも近いため、宿泊先に選ぶ場所としておすすめです。
安全な滞在のために - 治安情報を確認
パリは、日本と比べると決して治安の良い街ではありません。スリやひったくりなどの軽犯罪は日常的に起こっており、比較的安全とされる人気の観光地でも、気がつくと財布が無くなっていた…ということもよくあります。また、暴力を伴う強盗、性犯罪、詐欺も多いです。
観光の際は貴重品の扱いに気をつけて歩くようにしてください。
また、パリの中でも10区、17区、18区、19区、20区は危険な区とされています。これらの区はなるべく避けてホテルを探すことをおすすめします。
渡航前に、最新の安全情報を確認して、犯罪に巻き込まれないよう留意しましょう。
以下のサイトで事前に安全情報を確認できます。緊急連絡先は控えておくと、万が一、現地で何か犯罪に巻き込まれた場合に役立ちます。
外務省海外安全ホームページ
外務省の公式サイトには、最新の渡航情報や治安情報が掲載されています。パリを含むフランス全土の安全情報を確認することができます。
在フランス日本国大使館
在フランス日本国大使館の公式サイトでも、現地の治安情報や緊急時の連絡先などが提供されています。
迷ったら、現地在住ガイドに相談も
いろいろ調べたけれどやはり迷ってしまう、観光するのに効率的なホテルが選べない、確実に日本語サポートが受けられるようにしたいなど、悩んだり迷ったりした場合は、パリ在住のプライベートガイドに宿泊先を相談する方法があります。
パリを熟知したプライベートガイドが、予算やご希望に合わせたホテルをセレクトし、ホテルだけでなく、観光プランも合わせて予約することができます。また、チェックインが不安であれば、代わりにチェックインのお手伝いをすることも可能です。
お問い合わせは気軽に受け付けていますので、ぜひ一度ご相談ください。